ラノベ原作のアニメ。2013年の放映です。
ストーリー性の全くない、当時(今も?)流行っていた謎部活&日常系萌えアニメ。
テンプレ感満載のキャラクターたち
基本的に男は主人公のみで、GJ部の部員をはじめ妹たちも含めみんな女性ばかりのハーレム状態です。
主人公のキョロは「大人しくて、気が強くない、気配りのできる常識人」と言ったハーレムアニメにありがちなタイプ。
対するメインヒロインのGJ部の部長真央は傍若無人なツンデレさん。
その他の部員(ヒロイン)もクールで頭が良いが一般常識に欠ける紫音。
真央の妹で、マイペースでおおらかな心を持つ恵。
留学生で野性味あふれるパワーを持つ綺羅々。
このラインナップは、本当にハーレムアニメのテンプレを体現しているかのごとくといった雰囲気のキャラ設定です。
メインヒロインの真央が苦手w
ほんとにこのタイプのアニメはレビューを書くのが難しいですね。
結局、日常系アニメは魅力的に映るかどうかは、キャラを愛せるかどうかだと思います。
実際、このGJ部の真央は私から見てアニメキャラでも苦手なタイプ。
多少のツンデレはいいのですが傍若無人なふるまいは納得いかないんですよね。
私がキョロの立場ならガチで口論してると思うしw。
そういった意味ではキョロの押しに弱いというところは物足りなく思いました。
ただ、たまに恰好よくなって真央を出し抜いたり、デレさせるシーンはキョロに対して「もっとやれ」と全力で応援していましたw。
私にとってのNo1キャラは紫音
じゃあ、誰がいいかというと断然紫音さんですね。
頭がいいのに一般常識に欠けるところは、お互い教えあうという対等な関係が成り立ちますし、実際キョロの常識人ぶりを紫音は尊敬すらしています。
しかも、真央がツンデレなら紫音はクールデレといった感じで、真央に乗っかってキョロをからかうこともあるのですがこの程度ならむしろかわいいくらいです。
もはや、比べるのも真央がかわいそうなぐらい私にとっては全力で紫音を推したいですw。
恵ちゃんは、あのおおらかさは逆に怖くなってくるし、綺羅々は野性味あふれ過ぎてコミュニケーションがとれなさそうなので除外です。
ちなみに、後半から加わる環は、中の人つながりもあって中二病の凸森とキャラがかぶるんですよね。後輩だししゃべり方にてるし…。
まあ、今思うとそんな環を演じているすみぺも最近ではメインヒロインを務めることが多くなりましたね。
下野さんの名演技で成り立つ
唯一の男性キャラのキョロ。
語感的には涼宮ハルヒシリーズのキョン。みたいですね。中身はだいぶ違いますが。
キョロを担当されているのは、ハーレムものアニメには欠かせない声優の下野紘さん。
ハーレムラノベものアニメの主客級を務める男性声優は他にも、松岡禎丞さんや、逢坂良太さん。櫻井孝宏さん。神谷浩史さん。他たくさんいますが、気弱な草食系男子の演技はやはり下野さんを置いて右に出る方はいないと思いますよ。
なんというか、キョドル演技が最高なんですよね。
おどおど、っていうか、なんだかんだ言って女の子の言うことをなんでも叶えてしまいそう感が半端ないです。
だからこそ、下野さんが悪役を演じたときのギャップが最高なんですけどね。
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最後に
単純な日常系アニメなので好きなキャラを見つけるか、コメディのセンスが合わない限りはキビシイかもしれませんね。裏を返すと、要素さえ合致すれば楽しく見られるアニメだと思いますよ。
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