RAW撮影機能を搭載。AdobeのAndroid版『Lightroom』アプリがバージョンアップ

Adobeは、画像管理・編集アプリ『Adobe Photoshop Lightroom』のAndroid版をバージョン 2.0にアップデートしました。複数の機能が追加・強化されましたが、Androidデバイスのカメラを使ってRAW画像を撮影できる機能が目玉といえるでしょう。価格は無料で、対応OSは Android 4.1以上。

最新版のAndroid版『Adobe Photoshop Lightroom』アプリでは、アプリ内蔵カメラを使用してAdobe独自の圧縮RAWファイル（DNG形式）での画像キャプチャが可能になりました。撮影前には5種類のプリセットを適用でき、その仕上がりをプレビューしながらキャプチャを行えます。



ほかにも画像上の霧や霞の量を補正、明暗別色補正、アプリ内蔵カメラで撮影した写真を最大解像度で書き出して共有する機能も追加されました。さらにトーンカーブ機能が拡張され、RGBの個別設定も可能に。画像のハイライトやシャドウに色かぶりの追加や、昔ながらの白黒画像の再現などが行えるとしています。

Adobeのブログでは、旅行写真家Colby Brown氏が本アプリをNexus 6Pで使った写真を公開しています。外出先で本格派なクオリティの写真に仕上げるなら、このアプリがぴったりではないでしょうか。