2016年2月23日、電通は調査データ「日本の広告費」を発表した。全媒体広告費の2014年対比はほぼ横ばいの100.4%の伸び率となった。2015年(1~12月)の日本の総広告費は、景気が伸び悩む中、6兆1,710億円、前年比100.3%となり、4年連続で前年実績を上回った。中でもインターネット広告費が110.2%と前年に引き続き2桁成長の伸びを見せた。運用型広告に関しては120%以上の伸長が見られている。インターネット広告費が引き続き2桁成長できた要因として電通は下記のように結論づけている。
枠売り広告から運用型広告へのシフトが進んだ結果、枠売り広告は前年をやや下回ったが、運用型広告は順調に伸長。また、アフィリエイト広告も堅調に推移。
前年対比で増加した媒体
衛星メディア関連 1,235億円(同101.5%)
インターネット広告費(媒体費+広告制作費):1兆1,594億円(前年比110.2%)
前年対比で減少した媒体
新聞広告費:5,679億円(前年比93.8%)
雑誌広告費:2,443億円(前年比97.7%)
ラジオ広告費:1,254億円(前年比98.6%)
テレビメディア広告費(地上波テレビ+衛星メディア関連):1兆9,323億円(前年比98.8%)
地上波テレビ 1兆8,088億円(同98.6%)
マスコミ四媒体広告制作費:3,068億円(前年比98.3%) *衛星メディア関連は除く
プロモーションメディア広告費:2兆1,417億円(前年比99.1%)
出典:2015年 日本の広告費
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0223-008678.html
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