宮古島まもる君 車と電柱の衝突防ぐ！？

2月23日 22時13分

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沖縄県宮古島で街頭に立って交通安全を見守っている警察官の人形「宮古島まもる君」が歩道に乗り上げた車と接触し、両足が折れる被害を受けました。車の先には電柱がありましたが、まもる君が身をていして電柱への衝突を防いだとして、宮古島市の市長が警察署に見舞いに訪れました。

「宮古島まもる君」は、宮古島の各地に立って交通安全を見守る警察官の人形で、どことなく愛きょうのある表情が人気を呼び市民として住民登録もされています。
今月２日、宮古島市内の交差点で、車２台が衝突し、このうち１台が歩道に乗り上げてまもる君に接触し両足が折れました。
車の先には電柱がありましたが、警察は車がまもる君に接触したことで衝撃が緩和され、電柱に衝突するのを防いだとみていて、車の運転手は軽いけがでした。
話を聞いた宮古島市の下地敏彦市長は、まもる君が身をていして事故がさらに大きくなるのを防いだとして、２２日、まもる君が運ばれた警察署に見舞いに訪れました。
下地市長は、「１日も早く元気になって市民の交通安全を見守ってください」と述べ、黒糖を差し入れていました。
まもる君はおよそ１か月で復帰し、島の交通安全のために再び街頭に立つ予定だということです。