スマート(賢い)ウォッチと呼ばれるApple Watchですが、安価なデジタル時計でも必ずついてる「ある機能」が搭載されていません。

デジタル時計で「秒」の表示ができない

「ある機能」とは、デジタル時計の文字盤で「秒」を表示するという、いたって基本的なものです。

Apple Watchの文字盤は、アナログまたはデジタルを選べますが、デジタルにすると「秒」を表示させることができません。

実売1,000円程のカシオの腕時計でも「秒」を表示できますが、最も安いモデルで42,800円(税別)、最高で2,180,00円(税別)もするApple Watchウォッチにはできないのです。

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文字盤のデザインは数百万通り

Apple Watchはユーザーが文字盤のデザインを自由に変えることができ、そのパターンは数百万通りにもなるといわれています。

にもかかわらず、デジタル表示で秒を表示することができないのです。

アップルによれば、Apple Watchは世界標準時との誤差を0.05秒以内という正確さで、時を刻むとされており、正確な秒表示が難しいわけではないと思われます。

また、アナログの文字盤では秒針があるので、なぜこのような仕様にしているのか、不思議としかいいようがありません。

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「デジタルの秒」は必要?それとも不要?

一方で、あらためて「デジタルに秒表示は本当に必要か」と考えてみると、議論の余地があるかもしれません。

日本では、電車に駆け込むときなど、秒表示があると便利なシーンがありますが、世界的にみるとむしろ珍しい気もします。

不要なものは実装しない、というデザイン思想に基づく判断かもしれませんが、皆さんはどうお考えでしょうか。