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財務相 G20では中国経済など議論の見通し
2月19日 11時26分

麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で来週、中国・上海で開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議では、世界経済の懸念材料となっている中国経済や原油安、それに、アメリカの利上げの影響などについて議論されるという見通しを示しました。
ことしに入り急激な円高や株価の下落など金融市場の動揺が続くなか、主な先進国と新興国によるG20の財務相・中央銀行総裁会議が今月26日から2日間中国・上海で開かれます。
これについて麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、「中国の過剰設備や過剰信用、それに原油安の話が出るだろうし、アメリカの金融政策に関するマーケットとのコミュニケーションの話、それらが主たる議題になるのではないか」と述べ、世界経済の懸念材料となっている中国経済の減速や原油安、それにアメリカの利上げの影響などについて議論されるという見通しを示しました。
世界経済を巡っては、ここにきてヨーロッパの金融システムへの不安など新たなリスクも浮上して、先行きへの不透明感が増しているだけに、今度のG20で各国が市場の安定化に向けて協調姿勢を打ち出せるかが焦点となっています。

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