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インドネシア中銀 政策金利2か月連続引き下げ
2月19日 4時29分

インドネシアの中央銀行は、政策金利を2か月連続で引き下げ、7%にすることを決め、減速している景気を下支えする姿勢を示しました。
インドネシアの中央銀行は18日、理事会を開き、政策金利をこれまでよりも0.25%引き下げて、7%にすることを決めました。インドネシア中央銀行は、これまでインフレの抑制を優先に、金利の引き下げには慎重な姿勢を示してきましたが、物価の上昇に歯止めがかかっていることから、先月、利下げに踏み切りました。
金利を2か月連続で引き下げることについて、中央銀行は、原油安を背景に、先月のインフレ率が4.1%と、政府が目標とする3%から5%の間に抑えられていることや、アメリカの利上げのペースが緩やかになるとの見方を受けて、インドネシアからの資金流出の懸念が和らいだためだとしています。
インドネシアでは、主要な輸出品の石炭などの資源価格の下落を受けて、去年のGDP=国内総生産の伸び率が、リーマンショックの影響を受けた2009年以来最も低い4.7%と景気が減速しており、中央銀行としては金融緩和を進めることで景気を下支えする考えです。

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