ＵＳＪ運営会社 沖縄のテーマパーク計画撤回を検討

2月18日 19時19分

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大阪のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営会社は、沖縄県に新たなテーマパークを建設する計画について、事業の採算が見込めないとして、計画を撤回する方向で検討に入りました。

大阪・此花区にあるテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営会社は、去年３月、沖縄県に新たなテーマパークを建設する方針を明らかにしました。
去年７月には、当時の経営トップが、沖縄美ら海水族館がある候補地の本部町の海洋博公園を視察するなど、地元の沖縄県と調整を続けてきましたが、関係者によりますと、運営会社は事業の採算が見込めないとして、計画を撤回する方向で検討に入ったということです。
運営会社のユー・エス・ジェイは、去年１１月にアメリカの大手メディア、コムキャストに買収され、経営トップが刷新されていて、新しい親会社の意向を受けて事業の採算性を厳しく見直すことにしたものとみられます。
沖縄県は、テーマパークの建設が地域振興につながるとして誘致を目指してきましたが、計画が撤回されれば地域経済にも影響が出ることも予想され、今後の行方が注目されます。