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南スーダンの国連キャンプ 民族異なる若者集団が衝突か
2月19日 12時12分

南スーダンの国連キャンプ 民族異なる若者集団が衝突か
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アフリカの南スーダンで、政府軍と反政府武装勢力による戦闘が続くなか、5万人近くの住民が避難している国連のキャンプで、衝突が起き、少なくとも7人が死亡しました。
南スーダンでは、去年8月に和平協定が締結されたあとも、政府軍と反政府武装勢力との間で戦闘が続いていて、国連が南スーダンの各地に避難民のためのキャンプを設置しています。
このうち5万人近くが避難している北東部のマラカルにある国連のキャンプで、17日夜から18日朝にかけて衝突が起きました。詳しい状況は明らかになっていませんが、国連によりますと、キャンプ内で民族が異なる若者たちの集団が対立し衝突したということで、少なくとも7人が死亡し、およそ40人がケガをしました。キャンプには、国連のPKO=平和維持活動の部隊が駐留していて、催涙弾を発砲し鎮圧に当たったということです。国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は「国連の施設に対する攻撃は戦争犯罪だ」と強く非難する声明を発表しました。
南スーダンのPKOには、4年前から日本の陸上自衛隊も参加していますが、今回事件があった地域では活動しておらず、首都ジュバを拠点に道路整備などを行っています。南スーダンでは、2年におよぶ激しい戦闘によって数千人が殺害され、240万人が家を追われています。

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