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【ゴルフ】

松山英樹、パット不調11位

2016年2月23日 紙面から

最終ラウンド、7番でバーディーパットを外した松山英樹。通算8アンダーで11位=リビエラCCで(共同)

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◇ノーザントラストOP<最終日>

 ▽21日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC(7322ヤード、パー71)▽晴れ、26度、弱風▽賞金総額680万ドル、優勝賞金122万4000ドル▽76選手

 【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】首位と3打差の10位から出た松山英樹(23)=レクサス=は72と伸ばせず、通算8アンダーで11位だった。首位から68をマークしたバッバ・ワトソン(米国)が通算15アンダーで3季連続のツアー通算9勝目。アダム・スコット(オーストラリア)らが1打差の2位だった。

 追い上げる立場の松山の最終日は、何もかもうまくいかなかった。バーディーを奪ってもすぐにボギーがきて、いい流れが続かない。最大の要因はパットの不調だった。

 1番でバーディー発進したが、3番で8メートルのファーストパットを3メートルオーバーさせ、返しも決まらず。4番も6メートルを3パットした。すぐに5番で取り返したが、6番の1・5メートルを外して流れに乗れない。

 距離の短いパー4の10番で2・5メートルが入らず、11番パー5もパー、12番をボギーにした時点で上位とはすっかり差が開き、そのまま巻き返すことができなかった。後続組の優勝争いの大歓声を聞くと、悔しそうに宙を見つめるシーンもあった。

 この日は東北福祉大時代の恩師、阿部靖彦監督が応援に駆けつけたが、出場2大会連続優勝はならなかった。「パットはもう、わけが分からないことになった。自分から苦しい流れにしてしまった」と首をひねるばかり。ただ、これからマスターズなどメジャー大会やリオ五輪といった大舞台を控えているだけに、うつむいてばかりもいられない。「パットをこれだけ外してこの位置(11位)にいるというのは、次にいい状態で自信をもってやれるときが来ると、もっといい位置で最終ホールを競って終われるかなと思う。ショットのフィーリングはいい感じできている」と前を向いた。

 ツアーは次週からフロリダシリーズに入る。松山もすぐに移動し、25日からのホンダクラシックに備える。

 

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