昔っから、兄貴が狂ったように洗面所で泡立てながら顔を洗っているのを見て、不思議だったんだよな。「なんでそんなに泡が必要なのだ?」と。僕は顔を洗う時に水しか使わない。これって普通のことなんかな?
ニキビケアーがどうのこうの
TVで連日のように「にきびを消して、憧れの先輩に・・・キャー///」的なCMが流れまくってて、それを流し見していた僕。特に「この商品、良いなぁ」とか、そういった購買意欲は一切湧かなかった。けど、TVにしろラジオにしろ雑誌にしろ、ここまで世間に「洗顔料」というものが蔓延しているので、一定の需要があるのだろうなぁとは考えるさね。
ところでさ、これって効果あるのかな?もともと肌が強く、キキビなんてほとんど顔に出なかった僕は、いつも顔を洗う時は水だった。いまでもデキモノの類は顔に出ない。甘いものを食い過ぎた翌日に、思い出したかの如くプチっと出て、直ぐに消えていく。
具体的洗顔生活
起床、トイレ後に洗面台へ。ここまでは大勢の人たちと変わらぬルーチンだと思う。そのあと、おもむろに顔を洗うわけだが、ここでは水、しかも「冷水」を使う。北海道の水道水(冬)というのは実にキンキンに冷えていて、その温度は一けた台。これがまた気持ちいいんだよな。
油が多めの時は2回ほど、だけどほとんどの場合は1回しか「パシャっ」と顔に水をかけない。その後は備え付けのタオルで水分を拭き取る。この間、10秒以内。煩雑に思うこともない。
日中は「汗ばんだな」って感じた時に、同様の洗顔方法で顔を洗うことがあるけど、これは稀。なお、運動で多量の発汗したときはすべからくシャワーを浴びる。気持ち悪いからね。
寝る前の洗顔方法も同様に冷水でパシャッとかけるだけ。別に何らかの洗顔料を泡立てることなど、僕の生活においては一切ないのである。
男性と女性の違い
これは確実にある。これは差別じゃなく区分けとして考えるべき。外装を整えるのと同じごく自然なことであろう。また、その後に多くの人は化粧をするわけだから、ここのノリもまた違ってくるのだろうね。ここらへんは、コスメティックの知識がほぼ皆無な僕には語れないセクションであるけども。
洗顔料も男性用と女性用で分かれている場合が多いよね。あれはいったい、どういうことなのかな?「メンズ○○」だとかさ。性別差で、細胞レベルで研究が進んでいて、それぞれで肌を保つためのテクノロジーが駆使されているのだろうか。わからない。
とりあえず水で洗うという選択肢は?
自分と同じ、肌が強い人ばかりでないことは、重々承知している。だけど、件の兄弟のように親の仇の如くソープヘルモードに突入した鬼気迫る洗顔というのは、そこまで必要なのだろうかと常々思う。
聞くところによれば、洗顔料を使わないことで逆にニキビなどには良いという説もあるのだとか。また、冷水を使って洗顔することで肌が引き締まる、とも。これが事実とすれば、僕ははからずしもナチュラルに肌に良いことをしてきたことになる。
騙されたつもりで、「洗顔料が何の効果も示さない」とお困りの諸氏にあっては、僕の冷水洗顔法を実践してみてはどうだろう。1週間くらい、様子を見ればいい。それで何らかの悪化が認められるのであれば、従来の方法に戻ってもいいわけだからね。
なによりコストが節約できる。薬局に行って良くわからない値段設定の泡の素を買う必要もなくなる。それに、フットワークも軽くなるだろう、旅先に自前のソレを持参しなくても良くなるだろうし。さらには災害時にも強いね、水さえあればお顔の清潔に関しては怖がらなくて良いわけだからさ。
賛否両論あろうかとは思うが、冷水による洗顔ライフ、是非とも試行していただきたく筆をとった次第。
終わり