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マイナンバー 香川と長野の2人に重複交付2月23日 12時57分
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香川県坂出市に住む男性と、名前の読みや生年月日が同じ長野市に住む男性の2人に、マイナンバーが重複して交付されていたことが分かりました。長野の男性が6年前に住民票を新しく設定した際に、長野市の担当者が坂出市から転入したと誤解したことが原因とみられています。
坂出市などによりますと、今月、市内に住む男性から問い合わせを受けた年金事務所の職員が、男性の住所が長野市になっていることに気付きました。
このため、坂出市が長野市に問い合わせるなどしたところ、この男性のマイナンバーと、長野市に住む名前の読みや生年月日が同じ男性のマイナンバーとが重複していることが分かったということです。
長野の男性は6年前に長野市で住民票を新しく設定していて、その際、市の担当者が同じ名前の坂出市の男性が転入してきたものと誤解し、住民票の手続きを誤って行ったということです。この手続きを基にマイナンバーの番号が割り振られたため、2人に同じナンバーが交付されたとみられています。
総務省によりますと、2人の人物に同じナンバーを交付するミスは全国で初めてだということです。
これまでにトラブルの報告はないということで、坂出市と長野市は2人の男性に新しいマイナンバーを交付するなど、手続きを進めています。
このため、坂出市が長野市に問い合わせるなどしたところ、この男性のマイナンバーと、長野市に住む名前の読みや生年月日が同じ男性のマイナンバーとが重複していることが分かったということです。
長野の男性は6年前に長野市で住民票を新しく設定していて、その際、市の担当者が同じ名前の坂出市の男性が転入してきたものと誤解し、住民票の手続きを誤って行ったということです。この手続きを基にマイナンバーの番号が割り振られたため、2人に同じナンバーが交付されたとみられています。
総務省によりますと、2人の人物に同じナンバーを交付するミスは全国で初めてだということです。
これまでにトラブルの報告はないということで、坂出市と長野市は2人の男性に新しいマイナンバーを交付するなど、手続きを進めています。
「事務のミスが原因」
長野市の戸籍・住民記録課は、「男性が長野市に転入してきた際の住民票交付の事務のミスが原因であり、きちんと調べていれば防げたかもしれない事態だ。今後は、このようなことを繰り返さないようチェック体制を強化するなどして再発防止に努めたい」としています。