オムツ卒業のPoint!
急がない
オムツが卒業できる様に早い時期からうながしても早くオムツがとれるわけではありません。あせらず子供のペースに合わせよう。
自然に
子供の成長と働きかけを始める時期のタイミングが合えばオムツは簡単にとれます。
できるまで気長に待つ
おもらしをしても叱らないで。叱ったりムリにオムツを取ろうとすると逆効果。オムツがとれる時期は個人差が大きいので他の子と比べないで下さい。
ほめよう
「おしっこ」が伝えられたらメチャクチャ褒めてあげましょう。おしっこが分からなくてもけっして叱らないで!
「おしっこ」メカニズム
①膀胱におしっこがたまる。
②膀胱がいっぱいだよ、という情報を脊髄神経を通り脳につたえる。
③大脳が「おしっこをしたい」と感じ、「おしっこ放出」命令をだす。
④「おしっこ放出」命令が脊髄神経を通り膀胱に伝わりおしっこがでる。
オムツがとれるまでの過程
【10ヶ月〜1歳半頃】
■からだの発達と子供の様子
・おしっこの溜まる感じが大体わかる。
・おしっこの前にからだをもじもじ。
・おしっこ中に変な顔することがある。
■はたらきかけ
・もじもじや顔の変化のサインに気を付けて。
・おまるや補助便座を用意しよう!
【1歳半頃〜2歳頃】
■からだの発達と子供の様子
・歩きはじめます
・しゃべれるようになり、言葉もある程度理解出来るようになります。
・おしっこの間隔が2~3時間あくようになります。
■はたらきかけ
・おしっこの間隔が2時間程度あいてきたら、トイレやおまるに誘ってみよう。
①3分程度試してだめならやめましょう。うまくできたら、いっぱいほめてね。
②トイレややおまるで半分ぐらい出来るようになったら、日中はパンツやトレーニングパンツに昇格。
・失敗しても「今度は教えてね!」と優しくてさとす。
・おもらししてから教えた場合も、まずはほめて「今度はおしっこが出る前に教えてね!」とさとしましょう。
【2歳頃〜3歳頃】
■からだの発達と子供の様子
・おしっこが出る感覚が分かるようになり、おしっこが出る前に教えられるようになります。
・まだ、上手にふけないのでサポートしましょう。
■はたらきかけ
・「おしっこ」と言ってくるまで待つ。
・ズボンは自分でも脱ぎやすいウエストにゴムがはいったものなどにしましょう。
・手洗いを教えましょう。
・自分で手がふけるようにも教えましょう。
【3歳頃〜4歳頃】
■からだの発達と子供の様子
・寝ている間の夜間に作られるおしっこの量が減ってくる。
■はたらきかけ
・「おねしょをしても、夜中にトイレに連れて行くのをやめる。
・おむつがぬれない日が増えてきたら、夜のオムツをとりましょう。
これでオムツ卒業!!!