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【大リーグ】

マエケン、初ブルペンで39球 首脳陣は絶賛

2016年2月23日 紙面から

ハニーカット投手コーチ(左端)、ザイディGM(右端)らが見詰める中、ブルペンで投球練習をするドジャース・前田=グレンデールで(共同)

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 【グレンデール(米アリゾナ州)穐村賢】米大リーグは21日、各地でキャンプが行われ、ドジャースの前田健太投手(27)はキャンプで初のブルペン入り。球団首脳らが見守る中、変化球を交えながら39球のピッチングをした。マリナーズの岩隈久志投手(34)もブルペンで31球、ヤンキースの田中将大投手(27)は遠投やダッシュなどで体を動かした。

 マエケン、貫禄の御前投球! 午前10時5分、キャッチボールを終えた前田がブルペンに向かうと、フリードマン運営部長を筆頭にザイディGM、アンソポウロス運営副部長が集結。途中からはロバーツ監督も参戦し、編成トップに名を連ねる人たちが前田の投球を注視した。

 ただ、前田自身はそんなプレッシャーもどこ吹く風。「緊張感は全くない。今できることをしっかりやるだけだったし、やりたいことを100%できた」。ワインドアップで23球、セットポジションで16球の計39球を低めに制球してみせた。

 直球、カーブ、スライダーなどすべての球種を自在に操り、「すべての球種をしっかりとコースに投げ分けられた。今はブルペンで自分の持ってる球種だったり、スピード、変化っていうのを(周囲に)分かってもらうのが一番」。約10分間の自身の投球を振り返った表情には充実感が漂った。

 滑りやすいといわれるメジャー球だが、悪い影響ばかりではない。自主トレの際の2度のブルペンでもマスクをかぶった正捕手候補のグランダルは「制球も良かったし、ボールに動きもあった。特にカーブが良かったし、ツーシームも良かった」と絶賛。前田自身もメジャー球を使用した際のボールの変化を問われると「日本のボールよりもツーシームは大きく変化しやすい」と新兵器となる可能性を口にした。球団幹部を前に本来の投球で存在感をアピールした前田。次は実戦でもその実力をいかんなく見せつける。

◆ESPN「野茂の輝き」

 前田のキャンプ初ブルペンを周囲が絶賛した。21日の球団地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は、「名伯楽」としてつとに知られるリック・ハニーカット投手コーチ(61)が、「非常にしっかりした投球フォームで、球が動いていたし、制球も良かった。打撃もすごい。アスリートだね」と感嘆している様子を報じた。また、米放送局ESPN(電子版)は「ブルペンで野茂英雄のような輝きを見せた」と、伝説のド軍OBになぞらえて称賛した。

 

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