結論から言うんだけどさ。自分はもらしたことがあるんだよ。もうね、いくら理性がだしちゃだめだ、だしちゃだめだとなってもね。
どうにもこうにも止められない時があるんだなって分かった。いさぎよく言うとさ、おしっこをもらしたことがあるんだよ。
あれは自分が小学2年生の頃かな。ちょうど教室で絵を描く時間があったんだよ。自分は夢中になってしまうとね。
意識が夢中になっている方向だけにいってしまうみたいでさ。ひたすら絵を描くことに専念していたんだよ。
パレットに絵の具を入れて、筆を縦横無尽に動かしていた。全神経が絵だけにいっているみたいな感じというのかな。
おしっこをもらした言い訳をさせてもらうとね。絵を描くことに全てを捧げていたんだよ。芸術は爆発だじゃないけどさ。
この日の自分はやけに絵を描くことに集中していたんだ。そんな矢先、やばいと思った瞬間、ズボンがぬれていくのを感じたんだ。
もうね、頭の中で自分はおしっこをもらしたなという手応えがあった。そこ自信満々で言うところじゃない。
周りのクラスメイトは絵を描いているけど、自分がもらしたことに気づくのは時間の問題だ。やばい、どうする?
一瞬の出来事だけど、それはそれは長い時間に思えた。人間には何種類かいてね。
すぐにあきらめてしまう人となかなかあきらめない人がいる。このままもらしたことをあきらめるのは嫌だ。
きっとクラスの笑いものになる。そんな黒歴史は刻みたくないんだよ。自分はとっさにすべって転んだふりをして、バケツの水を自分のズボンにかけてびしょぬれにした。
それは確信犯的な行為だったんだ。周りからユーリオ君、大丈夫? ズボンびしょぬれだよと心配の声があがった。
バケツの水は絵の具がとけていて色付きだったからね。しかも絵の具特有のにおいもある。
自分は何とかおしっこをもらしたことを隠すことができた。先生がモップで床をふいたりしてくれたけど、特に何か言われることはなかったんだ。
もしかしたら先生は自分がもらしたことに気づいたかもしれない。でも何も言われなかった。
自分はズボンがぬれたのもあり家に帰ったんだけどね。自分が言いたいのは危機的状況になってもあきらめないでってことなんだ。
ピンチはチャンス。だって早く学校終わって家に帰れたもん。それってラッキーだよね。
ちなみに非アクティビズム。のつっちー (id:Daisuke-Tsuchiya)さんもほにゃららをもらしたことがあるみたい。
自分も含めて完璧な人間っていないからさ。有名ブロガーのつっちーさんもだす時はだすんだよ。
別にもらしたっていいじゃない。人間だもの。以上でしめくくりたいと思います。