おたふく風邪の前兆、見分け方、怖さ~めざましテレビ2016年2月22日
公開日:
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暮らし
おたふく風邪が全国で流行っていると
いうニュースは去年の12月ごろから流
れていました。
おたふく風邪はおたふくのお面のよう
に腫れるのでそう呼ばれています。
おたふくと聞くとかわいらしいですが
流行性耳下膜炎
(りゅうこうせいじかせんえん)
という立派な病気です。
このおたふく風邪、
どうして「めざましテレビ」などで
改めて取り上げられるのでしょうか?
それは、大人がおたふく風邪にかかる
こともあり大人のほうが重症化しやす
いため注意を呼びかけているんです。
え?
おたふく風邪って大人もかかるの?
そう驚いた人もいるかもしれません。
はい、かかるんです!
これひょっとしておたふく風邪?
と感じたときの見分け方を紹介します。
おたふく風邪はムンプスウイルスと
いうウイルス菌の飛沫や接触感染で
起こります。
発症の1週間ほど前から感染力を持ち
ますが、潜伏期間が2~3週間と長い
ので気づかないうちにかかってます。
ですので、
前兆はないです。
しかしその感染力は
水疱瘡(みずぼうそう)ほど強く
ありません。
兄弟でもなかなかうつりません。
水疱瘡ならワクチン接種や抗ウイルス
で症状を軽くできますがおたふく風邪
には効果がありません。
以下はおたふく風邪の
初期症状かもしれません。
あてはまる場合は早めに病院
(内科か耳鼻科)に行きましょう。
1.顔がまるく腫れる
2.高熱(38度以上)が出る
3.ひどく首が痛い
→→→ 耳の付け根から顎のあたりが腫れる
4.腹痛
5.頭痛
6・倦怠感
7.嘔吐
8.食欲不振
おたふく風邪がほんとうに怖いの
は大人が感染した時です。
初期症状は上で紹介したものです
が大人の場合は熱が40度を超える
こともあります。
この高熱がきっかけで合併症を
引き起こし深刻な事態になること
があるので要注意です。
男性の場合は高い確率で
精巣炎
睾丸炎
になり
男性不妊になる場合があります。
女性の場合は
卵巣炎
になる場合がありますが
不妊の確率は7%ほどです。
そんなに高くありません。
しかしそれ以外に、
骨髄炎
心筋炎
膵炎
肝炎
難聴
甲状腺炎
溶血性貧血
になる場合があります。
子供より
大人のほうが大変なおたふく風邪。
初期症状を確認したら、
すぐ病院に行って合併症にならない
ような対処がとても大切です。
完治するまでは
外出やおふろは避けましょう。
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