本家しぶそば(ホームページ)、東急グルメフロントが東急線の駅そばとして展開していて、本家しぶそば1店と渋そば11店、他の鉄道系駅そば店に比べてかなり店舗数が少ないです。
値段は本家しぶそば、大崎広小路店以外は共通とのことで、本家しぶそばは全体的に100円近く高めです。
ここ本家しぶそばは10席程度のテーブル席と30人ほどの立ち食いスペース、入り口を入るとすぐにレジで前金注文します。
店内に進み、カバンをテーブルの下にねじ込んでいると、「お待たせしました」と、いかのかき揚げそば480円(他店では400円)を運んできてくださいました。
朝から480円だと高い気がしますが、お昼に480円だと安い気がしてしまう、貧乏人です。
個人的なしぶそばの印象は「バランス」、甘さ、辛さ、濃さ、薄さがちょうど良くてとても美味しい。
本家しぶそばも同様で、かえしが他店とは違う気がしますが、大きなかき揚げと共に、美味しくいただきました。
夜は途中下車してつけ麺屋やすべえ秋葉原店@秋葉原(千代田区外神田)(ホームページ)、2010/5/1オープン、都内8店舗、大阪1店舗と支店展開されています。
サッポロ製麺の関連会社であるサッポロ実業の経営、他に東京油組総本店などを展開されています。
店舗は地下で階段を降りていくと、ディナータイムにはまだ早いと思いますが、ほぼ満席の繁盛ぶりです。
メニューはつけ麺、辛味つけ麺、味噌つけ麺、辛味味噌つけ麺、醤油らーめん、塩らーめん。
茹で前麺量は並220g、中330g、大440g、らーめんは中まで、つけ麺は大まで同額。
小盛180gは野菜、味玉、焼きのり、水餃子2個、ねぎ、メンマ、いりごまから一つがサービスになります。
卓上の調味料は玉ねぎ、けずりぶし、酢、ブラックペッパーだけになり、辛味(自家製辣油)は辛味、辛味MAXまでが0円の食券として用意されていて、ニンニクはつぶし生ニンニク、つぶし生ニンニクダブルが同様に0円となっています。
劣化が早かったり無駄遣いの多い調味料を冷蔵庫管理する良い方法で、食券制ですが券売機から遠い席の人は口頭注文できます。
厨房を囲むカウンター14席、お冷を飲みながらメニュー表を眺めながらラーメンの出来上がりを待ちます。
少し待たされてつけ麺(中)760円、辛味スペシャルMAX30円、小、中は同じ麺皿ですが、大、特大はラーメン丼に盛りつけられます。
しばらく食べてなかったからなのか、秋葉原店だけなのか、それとも自身の記憶が間違っているのか、こんなに綺麗に盛り付けられてましたっけ。
一本食べてみると、サッポロ製麺とは思えないほどふっくらした茹で上がり、モチっとして僅かに後を引く噛み応え、冷水ではなく流水で締められた舌馴染みの良い温度。
地下だから流行っているのか思ったけど、麺がこんなに美味しいから流行っているのですね。
つけ汁のベースは豚骨魚介で以前と変わっていませんが、麺の美味しさがつけ汁の美味しさを引き出しています。
辛味の自家製辣油はゴマと唐辛子の香りが恍惚的で、MAXとスペシャルMAXは食材が違うのかな、確認する必要がありますかね。
卓上の刻み玉ねぎはおろされているのかと思うほど細く刻んであり、食感を変えることなく辛味を増し、つけ汁の温度を下げます。
麺を食べ終わったらスープ割り、割りスープは蕎麦猪口で提供されます。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
まだまだイルミネーション、しかも雨。
雨と言っても小雨なので歩けなくないけど、明日も仕事なので無理せずに電車で出来るだけ近くまで寄って、傘を差して。
三田製麺所新橋店(ホームページ)、国内22店舗中11店舗目、恐らく一生全店舗訪問は出来ない件。
随分前から存在は知っていて、店先は何度もスルーしていましたが、訪問するチャンスが巡ってきました。
席に着いて、ゆっくりとメニューを眺めてから店員さんに口頭オーダーします。
三田製麺所のレギュラーメニュー以外には、今月から始まった山椒つけ麺、いつの頃からか始まっていた極上明太子まぜそば(三田本店で14時以降数量限定だったはず、新橋店では14時以降で数量限定なし)、冬季限定の生姜つけ麺、そしてまぜそば。
居酒屋の居抜きなのかなぁ、一階はカウンター13席にテーブル8席、地下はテーブル16席と小上がり8席、とラーメン屋さんとは思えないレイアウト。
卓上にはギャバンのホワイトペッパーとブラックペッパー、そして一味唐辛子と、店内の雰囲気とはかけ離れたシンプルさ。
半分くらいのお客さんが飲んでいる中で山椒つけ麺(並)930円、このつけ麺は生姜つけ麺同様、あつもりでのみの提供となります。
テーブルに置かれた瞬間、花椒が香りますが、見た目はレギュラーメニューの醤油つけ麺とあまり変わりません。
いつも通りの角太麺を数本手繰って、つけ汁に浸けてみると、さらに花椒が立ち上ってきて、ベースの豚骨魚介を引き立てます。
つけ汁には角切りチャーシュー、材木メンマが沈められていて、時々、麺と一緒に食べるととても美味しいですね。
味変は特に必要ないので、麺を食べ切ったらスープ割りはお願いしませんでした。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。