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共産 候補者取り下げで 野党5党 調整加速へ2月23日 4時49分
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民主党など野党5党は、夏の参議院選挙での連携に向けて、23日から、幹事長・書記局長が協議に入り、共産党が定員が1人の「1人区」で党の公認候補者の多くを取り下げる方針を示したことを踏まえ、候補者調整を加速させる見通しです。
民主党、共産党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党は、先の党首会談で、夏の参議院選挙や今後の国政選挙での勝利に向けて最大限協力することで一致しました。
こうしたなか、22日、共産党の志位委員長は、夏の参議院選挙で、定員が1人の「1人区」のうち、民主党や、民主党が推薦する無所属の候補者と競合している21の選挙区について、安全保障関連法の廃止などを公約にすることを条件に、党の公認候補者の多くを取り下げる方針を表明しました。
共産党は、候補者調整の前提としてきた「国民連合政府」の構想も、当面、棚上げする方針で、民主党の岡田代表が「共産党が候補者を降ろすならば、民主党にとっては、自民党と戦ううえで非常に条件がよくなることは間違いない」と述べるなど、ほかの4党から歓迎する声が出ています。
5党は、23日、幹事長・書記局長が会談して実務的な協議に入ることにしていて、共産党の方針転換を踏まえ、全国で32ある「1人区」を中心に、候補者調整を加速させる見通しです。
こうしたなか、22日、共産党の志位委員長は、夏の参議院選挙で、定員が1人の「1人区」のうち、民主党や、民主党が推薦する無所属の候補者と競合している21の選挙区について、安全保障関連法の廃止などを公約にすることを条件に、党の公認候補者の多くを取り下げる方針を表明しました。
共産党は、候補者調整の前提としてきた「国民連合政府」の構想も、当面、棚上げする方針で、民主党の岡田代表が「共産党が候補者を降ろすならば、民主党にとっては、自民党と戦ううえで非常に条件がよくなることは間違いない」と述べるなど、ほかの4党から歓迎する声が出ています。
5党は、23日、幹事長・書記局長が会談して実務的な協議に入ることにしていて、共産党の方針転換を踏まえ、全国で32ある「1人区」を中心に、候補者調整を加速させる見通しです。