暗号解除すれば広範なプライバシー侵害の恐れ-アップルの新弁護士
2016/02/22 08:38 JST
(ブルームバーグ):米カリフォルニア州で起きた銃乱射事件の容疑者が使用していた「iPhone(アイフォーン)」の暗号を解除して連邦捜査局(FBI)に協力するようアップルに求めた米裁判所命令に関して、同社が新たに起用した弁護士は初めて見解を表明し、同命令に従えば世界で数百万人のプライバシーが脅かされる恐れがあると述べた。アップルは同州サンバーナディーノで昨年12月に起きた事件の容疑者のアイフォーンの暗号解除要求を拒否している。
元米訟務長官で法律事務所ギブソン・ダン・アンド・クラッチャーのパートナー、テッド・オルソン氏は米ABCの番組「ジス・ウィーク」で、この命令はプライバシー問題の「パンドラの箱」を開くだろうと指摘。「これはサンバーナディーノの判事1人だけの問題ではない。数百人の判事と数百の裁判所が存在する」と説明した。
オルソン氏の妻は2001年9月11日の同時多発テロで死亡している。
原題:Apple’s New Lawyer Says IPhone-Unlock Order Carries Global Peril(抜粋)
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更新日時: 2016/02/22 08:38 JSTニュース一覧
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