縛りやトーマスの斜陽産業

　ゲーム機破壊、ダメ、ゼッタイ！！


「子供のゲーム機バキバキ」で炎上　バイオリニスト・高嶋ちさ子さんの“子育て武勇伝”に非難殺到
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/13/news021.html

　これは東京新聞の生活・子育て面に掲載されたバイオリニスト高嶋ちさ子にインタビューした子育てに関するエピソード記事の中身が酷すぎる、ということでTwitterユーザーによって拡散され大炎上中という話題だ。
　高嶋は我が家のルールとして「ゲームは平日はダメだけど週末、宿題が終わって時間が余っているならやってもいい」「子供は夜７時以降は電化製品は扱ってはいけない。高嶋の家では土曜１７時～１９時はゲームをしていい時間」を掲げているのに金曜の夜に高嶋がコンサートから帰ってくると長男がゲームで遊んでいて、長男が「宿題だいたい終わってる」という言い訳（全部終わったわけではない）を聞いて激怒。ゲームを叩き割るという行為に。何この人怖い。さらに次男がチェロの練習をしていなかったというのにも激怒して次男の分のゲーム機も叩き割る！うわあ…

　高嶋ちさ子が本当におかしい人だなと思ったのはその直後息子二人に対して「自分で働いたお金で買ったゲーム機を自分で壊す気持ちがわかるの？」「あなたはゲームが一生できないことを嘆くより、ママからもう二度と信用されないということを心配しなさい！」と理不尽な怒りをぶつけるところ。それに対して長男がどうしたらいいのかと聞くと、「自分で考えなさい」とかいうの。答えがないのかよ！！これは親が子供に対して、教師が生徒に対して、上司が部下に対して叱るという、絶対的に上の立場の者が下の者に対して叱りつける時の常套句で叱られてる方は理不尽だとしか思えないけど、叱っている立場の者は絶対優位に立てる言葉なんだよな。君の会社の上司がこういって部下を叱ってきたらそいつはろくでなしだ！

　しかし高嶋ちさ子の強権に人生のすべてを縛り付けられている長男はまるで逆らえずに「俺はバカだ～」と頭を抱えて苦悶したという。次男の方は長男に比べてしつけがゆるいのか、まだ高嶋ちさ子の強権にそれほど毒されてないのか「まじ、コエーよ」とヘラヘラ返せるぐらいの余裕があるんですね。
　長男は翌週のテストで満点をとって「ゲーム機折られたおかげで満点取れた」と友達に言い出すありさまで完全に高嶋ちさ子に洗脳されている様子。長男が自分の思うがままのロボット・電化製品になっている様子にちさ子もご満悦！ほかのママ友からもゲーム機バキバキを絶賛されていることを誇らしげに語って記事の〆にしてるぐらいだもの。

　完全に家庭内暴力、子供たちを自分に逆らえないようにして思い通りのままにロボット化しているとしか思えない。長男の「ゲーム機壊されてよかった」なんて発言は完全に奴隷根性である。ちさ子の怒りに「コエーよ」なんて言い出せる次男は救いあるけど、長男は無理だな…いつか蓄積された怒りが心の堤防を決壊させて寝ているちさ子の頭をバイオリンで殴ることでしょう。親に逆らうのはこの長男！間違いなし。

　ちさ子自身も明らかに異常だけど、これを立派な子育てとして新聞に載せてる東京新聞もおかしい。なぜこういうことになるかというとバイオリニストとかを立派な職業としてまるで人格者のように持ち上げるマスメディアや世間の風潮があると思う。これがけん玉の上手い人やヨーヨーのチャンピオンとかだと絶対こんなことにならないはずだ。バイオリニストやチェリスト、アルピスタみたいな弦楽器奏者だとなんか立派な人として祀り上げるのってなんなの。たかが弦楽器が上手いだけなのに。だったらけん玉上手い人やヨーヨーチャンピオンも人格者として取り上げろや。


　それに「子供は夜７時以降は電化製品は扱ってはいけない」ってルールなんなの。自分らは夜７時以降には旦那とベッドで電化製品使ってるくせに。子どもたちには電化製品を使わせずに自分たちは電気マ ッサージ器、ピンクローター、バイブレーターフル装備、ひょっとしたらとびっこも使っているかも知れない…！こういう人ほどめっちゃ使ってるんでっせ！間違いない（何が
　ベッドの上ではフラットだのアルトだのが飛び交い、旦那には「君、バイオリニストのくせに笛吹くの上手いな！」とか言わせているに違いない（見たんか！）。なんちゅう女や（決めつけ）。

　暴力母にしてゲーム機破壊ママちさ子にはバイオリニストならぬバイオレンシスト（そんな英単語はないと思うが）とでも名乗ってくれるとちょうどいい。



「この教育に意味があるとは思えない」