ニックネーム 高崎萌広 誕生日 1月7日 Twitter takasaki0317 自己紹介 小説に設定を非定期に載せている者です。 時々短くなったり、国語の教科書の文章みたいになります。 〜【設定】について〜 皆様がPIxivで漫画や小説を書いたり、はまたま同人誌を出展するのに役立てて頂きたく投稿したものです。 なので、それらに限らず、何らかの形で使用した場合はコメント欄に書いてください。 もしも使った作品のURLを載せて下さったら、投稿者はますますこっちにやる気を出して投稿頻度が増すかもしれません。 2016年2月14日 07:21小説 9PR-18 わらでできていない人形 ずいぶん前に何らかの形で公開する予定だったものだったのですが、ずっと放置していたので、公開。 一日クオリティなので、どっかのエロ同人を見るような気持ちでご覧ください。 『地元警察は昨日の正午ごろ、大湊田名部市内で自称海軍司令官の男を強姦の容疑で現行犯逮捕したと発表した。 調べに対して男は「弥生ちゃんがいなかったので、羨ましかった」と供述している。 通報を受けた警察が現場に駆け付けた所、男は全裸の女性の上に全裸で覆いかぶさっており、女性はロープで手足を縛られていた。 女性の身元は睦月型駆逐艦の弥生と判明。 警察は男を器物損害の容疑で再逮捕する見通しだ。』  新聞を持っている手の力が抜け、新聞が床に落ちた。 今まさに弥生が遠征で不在である上に昨日の正午以前に彼女を送り出している。 彼女一人で送り出している訳ではないが、それでも途中ではぐれてしまったかも知れない。 予定では間もなく帰ってくるはずなんだが、弥生は無事なんだろうか………? そんな中、執務室の扉がノックされる。 ★夕張「提督、艦隊が帰投しました」 遠征からの帰還を報告しにやって来たのは夕張、そして…… ★提督「弥生!」 俺は弥生のもとにすぐ駆けつけた。 ★提督「よかった……無事でよかった……」 ★弥生「し、司令、官……?」 突然俺に抱き付かれた弥生は、どう反応していいか解らず、呆然立ち尽くした。 ★夕張「提督、もしかしてこれですか?」 夕張は床に落ちていた新聞を手に取り、さっき俺が読んでいた記事を指さした。 俺は夕張の方に体を向けてうなずく。 ★夕張「まったく、いきなり弥生さんに抱きつくなんてびっくりするじゃないですか」 夕張はため息をつくと、新聞を折りたたんで机に置いた。 ★弥生「でも、弥生のこと、心配してくれて嬉しい……です」 弥生はかすかにほほ笑んだ。  ★五十鈴「ちょっと!全任務中止するってどういうことよ!?」 五十鈴が長テーブルを叩くと共に、食器の音が鳴り響く。 ★提督「命令は命令だ。悪いけど、今日お前らを外に出す気にはなれない」 五十鈴は舌打ちする。 ★五十鈴「朝からとんだ災難だわ……」 ★電「まあまあ、司令官さんの気持ちも解ってほしいのです」 電が仲介に入る。 ★初霜「でも、あの事件の被害者は、当時武装を一切していなかったそうですよ?」 初霜が再び事件の話題をぶり返す。 ★五十鈴「まったく、手ぶらなら理解できなくもないけど、私達はちゃんと武装をするのよ?心配症にもほどがあるわ」 五十鈴は完全にへそを曲げてしまった。  朝食を食べ終わった後、全員に全ての任務を中止することを伝えて回った。 全員が急にもらえた休みに喜んだということはなく、何人かは仕事ができないことを悔やんでいた。 後者の反応をしめした艦娘達には後で謝っておこう。 もちろん五十鈴にも。  俺が一人で事務作業をこなしていると、執務室の扉からかすかにノックされたような音がした。 ★提督「どうぞー」 気のせいかも知れないが、とりあえず応答しておく。 ★弥生「失礼、します……」 弥生が何故かもじもじしながら入って来た。 ★提督「どうした弥生、何かあったのか?」 俺は机を離れ、弥生の目の前に行く。 ★弥生「司令官……」 弥生は重い口を開く。 ★弥生「司令官は、そ、その……弥生と、し……したいん、ですか?」 俺の頭の上にハテナマークが浮かぶ。 ★弥生「あの……司令官が別の弥生のことなのに、弥生を心配してくれた……から……」 弥生はうっかり失言をしてしまったかのように恥ずかしがる。 俺は少し悩み、あえてこう聞いてみることにした。 ★提督「じゃあ逆に聞くが、弥生はしたいのか?俺と」 ★弥生「そんなの……誰だってそう思ってる……」 弥生は俺の顔に顔を近づける。 ★弥生「もちろん、弥生もそう思っています」 弥生は唇を俺の唇に重ねた。 ★弥生「んちゅっ……」 え!?舌入れてきた!? 俺は突然の連続に、ただされるがままになっていた。 ★弥生「んちゅ……ふぁ……んむっ」 俺の理解速度が追いつかず、恐怖を感じる表情になってくる。 ★弥生「んぁ……?苦しかったの、司令官……?」 弥生が離れると、二人の口の間から唾液の糸が出てきた。 ★提督「そうじゃねぇよ!一体さっきからなんなんだ!?」 弥生の無表情が、かすかに悲しそうな表情に変わり、 ★弥生「司令官は、弥生にこうされるの、嫌、ですか……?」 ★提督「いや、嫌じゃないけど……」 つい反射的に答えてしまう。 ★弥生「嫌じゃないなら、もう少し、弥生に付き合ってほしい……です」 ★弥生「んっ、ちゅ……れぅ……」 心の余裕に余裕ができると、弥生の表情を観れるようになってきた。 口づけをしている弥生は、目を閉じていて、何故だか切なそうな雰囲気を感じた。 ★弥生「ちゅっ……ぷはっ……」 ★弥生「司令官、出来れば……その……司令官もしてくれると……」 ★提督「うぅ……」 痛いところを突かれた。 いくら女の子パラダイスとは言えども、こういう機会はないだろうと思っていたばかりに、全くの勉強不足だ。 どうしよう……。 ★弥生「? 司令官……もしかして、こういうこと初めて……ですか?」 ★提督「……まぁな。なんか悪かった」 ★弥生「ん……大丈夫です。お互いに不束者なら、弥生も少し安心できます」 ★提督「ならいいが……」 ★提督「……あ」 ★弥生「どうしましたか?」 ★提督「立ったまんまってのもあれだし、ここには寝転がる場所もないし……だからさ、俺の寝室に行こう」 ★弥生「え!?………は、はい……」 何気ない気遣いのはずが、弥生の顔を解りやすいくらいまで赤くしてしまった。 ★弥生「んちゅっ……ちゅ……司令、官……」 ★提督「んんぅ……弥、生……」 俺の部屋に来てからというものの、ずっとお互いの名前を呼び合いながら口付けを繰り返している。 それだけなのに、何故だかあきない。 これが誰かとするということなのか? ★弥生「ちゅうぅ……はっ……はー……はー……」 弥生の唇が俺の唇から離れる。 何度も口付けを交わしたせいか、唇が離れた途端、そこだけがひんやりとした。 ★弥生「司令、官……どう、ですか……?」 ★提督「ど、どうって……そりゃあ……」 ★弥生「気持ち、いい……?」 ★提督「!?」 弥生は急に俺の股間の竿を服越しに握った。 何となく察してはいたが、まさか握られても形が変わらないくらいまで達していたとは……。 どんなにエロいものを見ていたとしても、本物には敵わないんだな。 ★弥生「そろそろこっちも、して……あげますね」 弥生はズボンのチャックを下ろし、俺のモノを取り出す。 そして、弥生の唇が俺の竿にどんどん近づく…… ★提督「ま、待って!それはダメだ!」 俺は慌てて弥生を引き剥がす。 ★弥生「え?司令官……?」 弥生は予想外の出来事が起きたかのように驚く。 ★提督「お前がそんな汚いことしちゃダメだ。そういうことをするのは、俺だけでいいから」 ★弥生「だったら弥生のも、ダメ……です」 弥生は自分の両肩に乗ったままの俺の手を下ろす。 ★弥生「ならお互い、て、手で……しましょう」 弥生は自らスカートを下ろし、そしてショーツも下ろした。 ★弥生「はぁ……はぁ、ん……」 弥生の色っぽいささやき声が聞こえてくる。 その声だけでも十分なくらいだが、俺の手が弥生のあそこに触れている。 さっきのキスでよほど感じてくれていたのか、俺が触り始めてすぐにその手のほとんどが湿り気を帯びた。 どう触っていいかさっぱり解らないから、とりあえず一本指でゆっくり上下に擦っている。 弥生もそれをマネしたのか、竿を握る四本指を上下に動かしていた。 ★弥生「はぁ……はぁ……どう、ですかぁ……?」 ★提督「あぁ……気持ちいいよ……」 この一言に尽きた。 胸の心地よい痛みを感じながら、性的な快感も感じられる……。 もはやどうにかなってしまいそうだった。 ★弥生「そう……それならよかった……です」 弥生の喜びの笑顔が起爆剤となったのか、一気に射精欲が高まる。 ま、マズいっ! ★弥生「!?」 突然の射精に弥生は驚きを隠せず、彼女から今まで聞いたことないような高い声が発せられた。 出てきた精液は、弥生の太ももにこびりついた。 弥生はモノから出てきた白い液体にすっかり興味を奪われ、さっきまでモノを触っていた手でそれを手に取った。 ★提督「あぁ、ゴメン!今すぐふき取るから!」 ★弥生「今更です、司令官」 手に取った精液をひたすら伸ばしながら言う。 ★弥生「司令官は既に、私の……から出ているものを、べっとり着けちゃってます」 ★弥生「なら、私も司令官のを着けます。あんまり気を使われたくないので……」 ★提督「そうか……」 ★提督「でも、手に着いたやつは舐めるなよ」 よほど舐めてみたかったのか、精液をふき取る時、弥生は残念そうな顔をしていた。 ★弥生「次はこれ、ですか……?」 弥生が片手で輪っかを作り、もう片方の手の指をその穴に貫通させる。 ★提督「いいや」 俺は首を横に振る。 ★提督「俺だけ気持ちよくなるなんて虫がよすぎるだろ?」 ★弥生「え……?」 ★提督「待ってろよ、すぐしてあげるからな」 俺は上下に動かす指の速度を上げる。 ★弥生「うぅ……しれい……かん……!」 弥生はこらえる表情をしながら、今まで使われていなかった方の手で俺の肩を二度たたいた。 ★提督「ど、どうした!?」 その表情に敏感に反応した俺は、すぐさま上下に動かす手を止めた。 ★弥生「いえ、そんなに、焦らなくてもいい……です……」 ★弥生「ゆっくりで、どんなに遅くなっても、弥生はずっとここにいる、からぁ……」 この弥生の言葉が、今までにないほど俺の心に響き渡った。 ★弥生「し、司令官……?」 お礼と言わんばかりに弥生の頭を無性に撫でてやりたくなった。 ★提督「えっと……色々な意味でありがとう」 弥生の頭にはてなマークが浮かぶのも無理はなかった。  さっきはプレッシャーにせかされていたが、今度は大丈夫だ。 俺は自分が絶頂を迎える前と同じように、弥生のあそこに一本の指を当て、その指をゆっくり上下に動かした。 ★弥生「ふぁ……そう、です……」 再び弥生の表情が緩くなり始めた。 緩くなった弥生からは、見た目の年齢に合った声が漏れてくる。 その漏れてくる声が可愛らしくて、常に胸が高鳴る。 ふと弥生のあそこに目を移すと、手前に豆のようなものがあった。 ★提督「弥生、出来物でもあったのか?」 ★弥生「え?出来物……?」 俺は、その出来物を爪で取ろうとする。 ★弥生「いっ……それ、出来物じゃ……痛っ!」 弥生は痛みに耐えるかのようにうずくまった。 ★提督「お、おい、大丈夫か?」 弥生はうずくまりながら、顔だけ上げた。 ★弥生「司令官、これは誰にでもあるもの、なんです……」 ★提督「あれ、そうなのか?」 弥生は姿勢を直しつつ、 ★弥生「司令官、もしかして、女の子の裸を見たことない、ですか……?」 ★提督「ないわけじゃないんだが、ただ見たことがあるってだけでな……」 俺は恥ずかしさをまぎらわすように頭を片手でかく。 ★弥生「そう、ならよかった……」 いいのか、おい? ★弥生「司令官、これもついでに触ってもらえると、嬉しい……です」 弥生は先程俺が出来物だと思っていた、豆のようなものを指さした。 ★弥生「はぁん……!あぁ……はぁ……」 試しに触ってみたが、今までとはまるで反応が異なった。 ★提督「どうだ、気持ちいいか?」 ★弥生「はい、気持ちいい……です」 しばらく、ゆっくりこすっていると、弥生がもぞもぞ体を動かし始めた。 ★弥生「しれい、かん……弥生も、そろそろ……」 ★弥生「はぁあ!!!……あ、あぁ……」 弥生は軽く痙攣をした後、そのまま俺にもたれかかる。 弥生の口からは、失禁したかのようによだれが垂れてきた。 ★弥生「いよいよ、です……」 覚悟を決めたような正座をしながらも、表情だけはどこか怖がっていそうな雰囲気がした。 弥生は、仰向けになった俺の股間部分にまたがる。 ★弥生「では、いきます……」 弥生は、こわばりながらも、徐々にモノを自分のあそこに入れていく。 そして、亀頭が入りきった、その時、 ズポン。 今までゆっくり入っていたものが、一気に奥まで入る。 ……思っていたよりも、すんなり挿入を達成できてしまった。 もっとゆっくり終えるものだと思っていた俺は、しばらくキョトンとしてしまった。 ★提督「弥生、いきなりどうしたんだ……?」 かなり気になったので、沈黙を破って早速聞いてみた。 ★弥生「初めは痛いと思っていたんですが、被弾した時の痛みと変わらないと思った途端、何だか抵抗しているのがおかしく感じて……」 まさに艦娘ならではの理由だった。 ★提督「まぁ、その……なんだ、どの道痛いことには変わりないんだろ?だったら痛くなくなるまでこのままでいよう、な?」 ★弥生「すみません、お気遣い、感謝します……」  痛みがいくらか癒えてきた弥生は、沈黙を破り、 ★弥生「挿入れてみて解ったんですけど」 ★提督「ん、どうした?」 ★弥生「司令官のって大きいんですね……」 ★提督「言ってくれるな、割と気にしてるんだぞ?」 ★弥生「すみません、中がとてもきつかったので」 ……今になって気付いたが、ゴムを着けなくて大丈夫なのだろうか? ムードを壊すかもしれないが、これはそれ以上に大事なことだ。 ★提督「弥生」 ★弥生「?、なんですか?」 ★提督「今になって言うのも悪いが、こういうことをするんだったら、コンドームっていう避妊道具が必須だぞ?」 ★弥生「う……解ってます……」 痛いところを突かれたみたいだが、弥生は表情を変えず、 ★弥生「でも、初めてだけは、どうしても直にしたいんです。許して……ください」 弥生の目が潤み始めた。 ぐぅ……そんな表情をされると、とても許さんとは口が裂けても言えない…… だが、ここは弥生のためにも……いや、弥生のためにも、ここは俺が一頑張りしよう! ★提督「分かった、許そう。大事なことだもんな」 ★提督「でも、こういうのは今回だけだからな?」 弥生はうなずき、 ★弥生「今回だけなら、もうちょっとこのままでもいい……ですか?」 好きにすればいいさ、と言った後、俺は笑って見せた。 すると、弥生は告白されたかのような表情になり、同時に中が締め付けられるように狭まった。 感じたこともないような感覚に襲われるが、それに果ててしまってはいけない。 ここは弥生のためにも、最初で最後のナマ性行を充分楽しませよう。 ★弥生「では、動きます」 ★提督「あぁ」 弥生の腰がゆっくり、浅く上下運動を開始する。 そのたびにあそことあそこがこすれ合い、これまでにない快感を呼び寄せる。 今の俺にとってはありがた迷惑な話だが…… ★弥生「ん、司令、官……?」 弥生は、俺の表情がおかしいことに気付いた。 今弥生が見ている俺の顔は、とてもみにくい顔であるだろう。 ★提督「!?」 そんなバカな!まだ10往復もしてないぞ!? いや、あれだけは……膣内(なか)出しだけは……! ★提督「や、やべ……出る!」 射精する直前に弥生をすばやく抜き取った。 とっさに行った回避法は、弥生の脇を掴んで弥生を持ち上げること。 かろうじて浮かせている程度で、弥生の股間に精液が着いてしまったものの、何とか膣内出しを回避することはできた。 ★提督「はぁ……助かった……」 射精を終えた俺は、持ち上げた弥生を自分のすねの上に置く。 ★弥生「え?もうお終いですか……?」 弥生は物足りなさそうに言う。 ★提督「しょうがないけど、ゴム持ってないし、ここまでだろうな……」 正直、欲求だけで言えば、今すぐにでも続けたいし、最後まで繋がって終わらせたい。 だからと言って、生でやるわけには―― ★弥生「その心配はありません」 弥生は脱ぎ捨てたスカートのポケットから長方形の箱を取り出す。 ★弥生「実は、執務室にコンドームが隠してあったんです」 ★提督「お前が隠したのか?」 弥生は首を横に振る。 ★弥生「いいえ、おそらく誰かが司令官を襲おうとしたんだと思います」 せっかくなので、使わせてもらいます、と言うと、弥生は開封したコンドームを手に持ち、俺の竿に装着した。  弥生がベッドに仰向けに寝て、弥生の股間あたりに俺が座る正常位の体位になる。 ★提督「いいのか?俺が動いちゃっても」 ★弥生「大丈夫、です。司令官を信じてますから」 そう言われると逆にプレッシャーなんだが…… プレッシャーを感じながらも、自分の分身を弥生に挿入する。 そのままの状態で自分の胸に手を当て、心を落ち着かせようとしていると、 ★弥生「司令官、緊張してるの……?」 弥生はそう言った後、両腕を斜めに上げる。 ★弥生「来て……ください」 自身のプライドから、え?と、とぼけたフリをしてためらってしまったが、こっち……とすぐ弥生にうながされてしまったので、渋々弥生の腕の中に入る。 すると、顔が近づいた瞬間、弥生は俺の唇を奪う。 ★弥生「ん……ちゅっ……はぅ、んぅ……」 ちょ、ちょっと! いきなりのイベントに驚いて、俺はキスに集中が出来なかった。 ★弥生「ちぅ……はぁ……はぁ……もう、気を使わないでって言ってるじゃないですか」 ★提督「え?俺さっきから気を使った覚えないけど……」 ★弥生「気を使ってます。プレッシャーを感じて、さっきからドキドキしてます」 ぎくっ、まさか当てられるとは…… ★弥生「弥生のこと、気持ちよくしてほしい、けど、司令官も気持ちよくなってくれなきゃ嫌……です」 観念した俺は視線をそらしながら、 ★提督「……どうなっても知らないからな」 ★弥生「ん、大丈夫。ずっとここにいる」 俺は最高潮に恥ずかしくなり、恥ずかしさを紛らわすかのように腰を動かし始める。 ★弥生「ん……そう、いい……しれいかん……!」 俺は力任せに腰を動かしていたが、うまく力が入らなかった為、実際はゆっくりめな腰使いだった。 腰をぎこちなく動かし続けていると、ふと弥生の胸を触りたくなった。 しかし、両手をついて自分の体を支えていて、手では触れられない……。 俺は舌を使い、弥生の胸を舐めることにした。 ★弥生「え?そんな……乳首、舐めないで……」 ……だよなー。仕方ない、体を上げるか。 俺が体を起き上がらせると、すぐさま弥生も起き上がって俺を抱きしめ、ベッドに引き寄せる。 ★弥生「離れるのは、もっと嫌……」 背中に腕を回し、離さないとばかりに力いっぱい俺を抱きしめる。 ★提督「ちょ、ちょっと、これは苦し……」 ★弥生「え?あ、すみません……」 弥生は慌てて腕の力を抜き、俺は弥生の顔の上に顔を移動させ、 ★弥生「ん!?……あ……ちゅ……じゅる……」 奇襲を仕掛ける。 その最中、弥生はされるがままになっていた。 ★提督「ふふ、さっきのお返しだ」 ★弥生「はぁ……はぁ……さっきの司令官、ケダモノ……でした」 ケダモノという一言で、俺は満足げな表情から罪を犯した時のような表情になり、その表情で硬直した。 そんな罪人の頬に、弥生は片手をそえる。 ★弥生「ふふっ、冗談です」 ★弥生「司令官、さっきから下が動いてなくて、切ない……です」 ★提督「え?あぁ、ゴメン」 ★弥生「上は弥生を見つめてくれれば、それでいい、ですから……」 ★提督「う〜ん……」 目の前にあるのに触れられないのはとても残念だが、弥生のためにもここは我慢しよう。 ★提督「じゃあさ、またする機会があったら、その時は弥生の体をもっと触らせてほしいなー……なんて」 弥生は俺の素直な欲望に微笑した。 ★弥生「先を考えるのが早すぎます。……でも、司令官がしたいなら……」 ★提督「うん、ありがとう。じゃあそろそろ動くよ」 弥生がうなずいたのを確認すると、俺は止めていた腰の動きを再開させる。 同時にただ単に至近距離で見つめ合うという、単純だけど恥ずかしい行為も同時に始めた。 弥生がなまめかしい無表情でただ見つめてくるだけなのに、妙にインパクトがある。 俺が目をそらそうとすると、目をそらさないで……と、切なそうに言ってくるから、余計に胸が高鳴る。 そうでなくても、時々『はぁ……はぁ……』と、自然に色っぽい声が出てくるから、いい意味で逃げ場がない。 俺は、シンプルな快楽に浸(ひた)りながら、ゆっくり腰を動かしていった。  そして、来るべきものはやってくる。 ★提督「弥生、俺、そろそろ出そうなんだけど……」 ★弥生「ん……らい、じょうぶ……やよいも、そろそぉ……」 弥生はあまりの快感に、舌が回らなくなってきていた。 ★提督「よかった、なら一緒にイこう」 ★弥生「ふぁい……一緒に……」 弥生の言葉を聞き届けた直後、俺の射精欲が溜まりきる。 提督「うっ……出る!」 弥生「やぁ……くる!きひゃうぅ!!!」 弥生と俺は、力強く抱きしめ合いながら、共に絶頂を迎えた。  俺がモノを引き抜くと、弥生のあそこからは、ゴムでガードされたはずの精子があふれてきた。 ★提督「あ、あれ!?」 思わず冷汗がでる。 ★弥生「すみません、勝手な都合で穴をあけさせて貰いました」 俺は魂が抜けたかのように、うつむけになってベットに倒れこむ。 ★提督「もうダメだ……これで俺も今朝の新聞の仲間入りだ……」 弥生は、俺の肩を両手で持ち上げる。 ★弥生「心配しないで下さい。これは、弥生が望んだこと」 ★弥生「大丈夫。弥生たちはされど道具、ですから……」 弥生は、切なそうな顔をして言っていた。 〜数日後〜 ★鈴谷「うはっ、童貞じゃん、チーッス!」 ★提督「だからなんだ?」 ★鈴谷「提督がど〜してもって言うなら、鈴谷が童貞を卒業させてあげてもいいんだけどな〜」 鈴谷が俺の横隣りに来て、ひじで俺の頬をやさしく突いてくる。 ★提督「どうでもいい」 俺は回転イスを回し、そっぽを向いた。 すると、鈴谷が後ろから両肩をつかみ、俺を上下に揺らしながら、 ★鈴谷「えー、それはないっしょ!食べごろのJKだよ!?おっきなおっぱいだよ!?ねー、てーとくー!」 ★提督「他人をけなすような部下を持った覚えはありません!」 俺が鈴谷に揺らされている時、執務室の扉が控えめにノックされる。 ★提督「どうぞー」 ★弥生「司令官……間もなく遠征に向かうので、その報告に来ました」 弥生は入室した後、扉を開けっ放しにし、今すぐにでも出るかのように入り口で報告した。 かすかに聞こえた弥生の報告を聞いた俺は、弥生の元へ行き、 ★提督「そうか……いってらっしゃい」 弥生の頭をやさしくなでてやった。 ★弥生「ん……いってきます」 心なしか、手を離した直後の弥生が笑っているように見えた。  あれからも、司令官と弥生の距離は普段通り。 表向きでは、単なる司令官と駆逐艦の関係……。 当然、みんな弥生の気持ちも知らずに、司令官と度を越したスキンシップをしています。 ……でも弥生、怒ってなんかないですよ? どんなに他の子が司令官にくっついても、弥生には、秘書艦様をも超える司令官との関係があるんですから。