電力自由化説明会 契約の注意点など呼びかけ

2月17日 15時51分

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ことし４月に始まる家庭向けの電力小売りの自由化を前に、消費者を対象とした説明会が経済産業省内で開かれ、担当者が新規事業者と契約する際の注意点などを呼びかけました。

経済産業省は、家庭向けの電力小売りの自由化を前に消費者を対象にした説明会を全国各地で開いていて、１７日は経済産業省内でおよそ３００人が参加して行われました。
この中で担当者は、電力小売りの事業者として登録を行った企業や団体がこれまでに１６９に上るなど、制度の概要を説明したうえで、契約にあたっては、不当に高額な解約金が設定されていないことや、割り引きの対象期間など契約の条件を書面で確認するよう注意を呼びかけました。
参加者からは、「スマートメーターを取りつける際に、費用はかからないのか」といった質問が相次ぎ、担当者がメーターの切り替えに費用は原則としてかからない点などを説明しました。
参加した埼玉県の６０代の女性は「契約でトラブルがないか心配な面もあるのでしばらく様子を見ます。環境問題についてしっかり考えている事業者を検討したい」と話していました。
新規事業者は事前受け付けを電話やホームページなどで順次、始めており、経済産業省は契約トラブルを防ぐため、こうした説明会を今後も開くことにしています。