おはようございます。
こんにちは。あわだてです。
わたしがフランスに留学してよかったなと、
今日、コペンハーゲンに留学している友達と話していて思ったことがあるので5つ、まとめてみました。
ここで注目してほしいのは、「勉学以外」という点です。
正直、今、わたしは勉強ならいつでもどこでもできると思っています。
フランスでも、日本でも。
特定の大学にしかない勉強や、この先生の元で勉強したい、などならば特殊ですが、一般的な大学生にそういう目的があるのかないのかと考えると、きっとない人の方が多いし、わたしが「ない人」の方であるからこそ、あげてみました!
では、早速いってみます!
忍耐力、つきます。
身に付きます。
フランスは基本的にてきとーだけど、こだわりたいところはちゃんとある、ちょっとめんどくさい国だと思います。
よく言われることですが、
フランスの公的機関の対応とサービスの遅さはもはや素晴らしいです。
わたしが実際にあった例でいくと、
フランスで1年留学するには、滞在許可証を提出しなければいけないのですが、その手続きがややこしく、時間がかかると言われています。
時間がかかるのは知っていたので、わたしが滞在許可証の手続きを始めたのは9月下旬のことでした。フランスに来て2週間後です。
まず書類を送付したあとに、2回に渡って、健康診断を受けなければなりません。
1回目は、胸部X線のレントゲン検査で、2回目は、簡単な身体測定や問診です。
書類を受け取った、という連絡が10月下旬にきてから、(ここでも1ヶ月...)
次は1回目の健康診断のお知らせが来るはずでしたが、
10月が終わって、11月になっても、何も来ません....
これはさすがにやばいと思い、わたしと同じように何も来ていない友達と一緒に事務所に行くと、「これが普通だから!」と、言われるだけで、しかたなく待つしかなくなりました。
ということで、1回目の検査があったのが12月の上旬で、書類を提出して約2ヶ月後のことでした。
ちなみに2回目の健康診断はなんと、2月の上旬でそれが終わってやっと滞在許可証を勝ち取ることができました。
結局、滞在許可証が正式に発行されたのがついこの間の2月8日。
「.....いや、もうあと100日くらいで帰るんだけど...」
このようにフランスの公的機関の対応が遅いのは有名で、地域によっても差があります。
自分ではちょっとばかりどうしようもないことがあるので、
これのおかげで、「ひたすら待つ」という忍耐力がつきました(笑)
フランスでは、「待て」と言われたら、そうるすしかないんですよね。
よしよし、待ってやろうじゃないか、くっそ〜〜〜〜!って感じで待っていました。笑
ここでわたしが言いたいのは、
「外見に無頓着になる」というわけではありません。
フランス人はあまり服装や外見を気にしない、というよりは、マナーとしてはもちろん気にしますが、人間関係において重要視しないと思います。
服装はその人の心を表す、と言われるようにその人を表す鏡だと言われていますが、そこまで気にしていないと思います。
そんなフランス人をみていて、わたしも最初は気にしなくていんだ〜と考えていたのですが、「服装や外見を気にしない」ということがわたしには無理でした!
だって、おしゃれしたいし、ちゃんとメイクもしたいし、シンプルでかっこいいかわいい格好がしたいわけです。たとえ、フランスにいようが、ケニアにいようが、鹿児島のど田舎にいようが。
どういうことかというと、
わたしが好きでおしゃれだと思う服を着ないと、テンションも気分も上がらないし、1日が上手くいかない気がしてきてしまう、のです。
なので、良い意味で、外見や服装に対する、自分なりの基準ができました。
この基準は、流行や情報によって作られたものではなくて、自分で考えて、試行錯誤して生まれてきたものな気がします。
そもそも、フランスに留学していると日本のファッションの流行を追えないです(笑)
だから、おしゃれブロガーさんのいわたくんが、ヒトデさんの買い物に同伴して、写真をあげてそれにブクマで「それはない〜」とか言っている人のことなんて、マジでどうでもいんですよね。(勝手にリンク貼ってすみません...)
本当ならば、そんなことを書いている人たちにとっても、ヒトデさんの服装に対して、どうでもいいはずなんです。
また、外見を通して他人にどう思われたいか、というのは、
その「自分がどういう服装が好きなのか」に勝手に反映されていても良いのではないかと思います。
よく、外見は気にしすぎたら、ダメーーー!みたいなのがありますが、そうじゃなくて。
「自分が好きな格好」というのは、「自分がその服を着ていてテンションが上がる!」
だとか、「おしゃれに思われたい!」だとか、定義は人によって違うと思います。
「好きな人に可愛くみられたい!」という考えであっても全然いいわけです。
自分がそれが楽で、自然でいれると思うのであれば、全然いいんです。
つまり、わたしが言いたいことは、
「自分の欲求に従って、外見はどんどん変えていってもいいし、それが普通だし、外見を気にしないとこが無理な人ももちろんいるので、自分にどういう「外見」が似合うのかを考えることが大事」ということです。
「相手からどう思われるのか気になるので、おしゃれになりたい」で、全然おっけいだし、「こういう服をきたいからこれを着る!」で、全然全然オールおっけいです。
まわりのフランス人をみていて、わたしが思ったことはこんなことです。
日本の流行を追っていてもいいし、
スティーブジョブズみたいに必ず決めたものしか着ない、それでも全然いいんです。
ということで、いい意味で、「外見」に自分の基準が作れる、ということですかね!
「外見を気にしすぎなくなる」と似ていますが、
ちょっとした小さなことでも、日本だったらテンションガタ落ちってあったはずなんですが、あまり気にしなくなります。
まあ、そういうこともあるよね〜〜あははっ!という感じで、
ブログのネタ化にするようなイメージで、消化できるようになりました。
小さいことってどうでもいいんです。
細かいことって本当に細かいことなので、
気にしたってどうせ細かいことのままなんです。
いい意味で、図太くなります。
図太く、強く、しなやかになるイメージです。
日本にいる時と比べたら、今のわたしは、いい意味でも図太くなったと思います。
気にしなくなると同時に、より寛大になれると思います。
ちょっと、友達がミスしてしまっても、
「まあまま!大丈夫でしょ!」みたいな。
小さいことにも、細かいことにも。
ただ、覚えておいて欲しいことは、その細くて小さいものの中にも、大切なものがあるので、なんでもかんでもスルーしたらもったいない、です。
ただ単に図太くなりすぎちゃうのには注意ってことですね(笑)
留学すると、なんでも自分でしなければいけません。
どんなサービスも、日本のように手取り足取りやってくれるわけではありません。
銀行での手続きに関しても、学校の手続きに関しても、自分で決めてやらないといけないことが圧倒的に日本よりも多いです。
「留学の手続き」1つとってもこれだけでもかなり大変です。
書類はたくさんあるし、面接や試験があるところだってあります。
決まったら、決まったで、VISAの申請や寮や授業の手続き。
自分で決めて、自分がやらないといけないことだらけです。
そして、留学先では、なんだかんだ言って1人なんです。
家事も、買い物も、お金の管理も、煩雑な手続きも、手伝ってくれる保護者や先輩は周りにいないわけです。
友達がいたとしても、その子が知らないのであれば、自分たちで調べないといけません。
「なんでもなるべく自分の力でこなそうとする力」が身につきます。
自分を一番信じなくちゃいけないことです。
和と共感を大事にする日本では、場の雰囲気が悪くなるような自分の意見は出さないで、心に閉まっておくことって多いと思います。
特に、女性は「〜〜だよね〜」と言って、「そうだよね〜わかるわかる!」っていう返事を常に求めてる訳です。
「見てみて!これかわいくない!?」って言われて、
「あ、ほんとだ〜〜かわいい💕」って言わないといけない暗黙のルールみたいなんありません?笑
わたしは、高校生のときに、友達と買い物に行くと、
「あわだてって、あまりこれかわいい!とか、言わないよね。「これかわいくない?」って聞いても、「いいね〜」って言うよね。それって、実は別にかわいくないっておもってるんじゃないの?(笑)」って言われて、
「ごめん(笑)その通りです(笑)」となったことがあります...笑
日本にいる時から、自分の意見は言いたがりだったわたしは、フランスに来てから日本と違い、「自分の意見を持つことが良し」とされる社会と雰囲気に、すごく心が軽くなりました。
たとえ、日本人同士だったとしても、価値観や趣味、好きなものは違う訳で無理に合わせる必要はないし、話をしている時に自分が思ったことを言ってもいいんだ!と、きっと当たり前のことなんでしょうが、目からうろこな感じを受けました。
今は、それがとってもわたしにとって楽です。
最後に、5つ挙げてみましたが、必ずしも、フランスだけじゃないと思います。
国によっても、人によっても違うかもしれませんが、
こういう考えがあるんだなあ〜くらいで見てもらえればな、と思います。
(3825字)