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スー・チー氏に首相の親書 早期の訪日を要請
2月16日 16時18分

スー・チー氏に首相の親書 早期の訪日を要請
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政府が、来月発足する予定のミャンマーの新政権との関係強化を目指すなか、政府高官が16日にミャンマーで、政権を主導するアウン・サン・スー・チー氏と面会し、安倍総理大臣の親書を手渡すとともに、早期の日本訪問を要請しました。
ミャンマーでは、去年11月の総選挙で、スー・チー氏が率いるNLD=国民民主連盟が圧勝し、来月、軍の影響力が強い現政権に代わって、民主化勢力が主導する新政権が発足する予定です。
こうしたなか政府は、新政権との関係強化を目指していて、和泉総理大臣補佐官らがミャンマーを訪れて、日本時間の16日午後、スー・チー氏と面会しました。この中で和泉氏は、安倍総理大臣の親書を手渡したうえで、官民を挙げて新政権を全面的に支援する考えを伝えるとともに、スー・チー氏に早期の日本訪問を要請しました。
これに対し、スー・チー氏は「できるだけ早く日本を訪れたい」と述べたうえで、ミャンマーで交通インフラの整備などへの需要が高いことを説明し、引き続き日本からの支援を求めました。
7%を超える経済成長を続け、「アジア最後のフロンティア」とも呼ばれるミャンマーを巡っては、近年、各国の企業が進出の動きを加速させており、政府は、新政権とさまざまなレベルで対話を重ね、日本企業の進出を後押ししたい考えです。

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