2016.02.22
  • なるほど~
  • 脱毛

超高級!2万円の毛抜きが存在する!毛抜きの違いで肌荒れは防げる?

毛抜きアイキャッチ

毛抜きの歴史はなんと1000年前の平安時代から。平安時代では額の形や眉を整えるために毛抜きを使用していたのだとか。

そんな歴史ある毛抜きでの自己処理ですが、今では技術の進歩もあり、カミソリやシェーバー、脱毛までムダ毛の処理方法は様々。
もはや毛抜きは自己処理の中で最も肌を傷付ける方法とされています。

実際に毛抜きを長年使用したワキを見てみると・・・

施術前

肌もかなりボツボツ。色素沈着や埋没毛、毛嚢炎も見られます。
永久脱毛は本当に永久だった!3年経ったツルツル写真を公開!から抜粋

そこで今回はなぜ毛抜きを使った自己処理だと肌が荒れてしまうのか?なるべく肌を傷付けない毛抜きの使用法や超高価な最高級毛抜きを紹介します。

毛抜きでの自己処理で起きる肌トラブル

毛抜きの肌トラブル
http://katamachi-c.jp/seishin.html

毛抜きでの自己処理はもはや肌トラブルだらけと言っても過言ではありません。
特にワキやVIOラインの毛は、毛が太く濃い分、根元からスッキリ抜け、一見毛がなくなり、キレイに見えますが、繰り返すうちに肌には相当なダメージを与えています。
毛抜きが与える肌トラブルの種類は大きく分けて4つ。

毛穴のボツボツ

毛を抜いたときを思い出してみてください。
まず、毛抜きで引っ張ったときに皮膚が盛り上がります。そのポツポツが、毛抜きを繰り返すことで形状記憶され、常にトリハダが立っているような毛穴がボツボツの状態となってしまいます。

毛嚢炎からの埋没毛からの毛嚢炎・・・

毛を抜いた後は毛穴が広がっている状態です。 その状態では、毛穴に雑菌が付着して炎症しやすく、毛嚢炎ができてしまったり、皮膚を修復しようとすることで埋没毛ができてしまうこともあります。

出血

出血してしまう原因は、毛を抜いたと同時に毛細血管を傷つけてしまうためです。 成長期の毛は、毛乳頭としっかりくっついているので、毛抜きでの処理では、毛細血管を傷つけてしまう可能性があります。 しかも、表面上からは成長期の毛を見つけ出すことは難しいため、成長期を外して自己処理をするということができません。

毛細血管
http://www.kando-st.jp/study/

 

色素沈着

毛抜きでなぜ色素沈着ができてしまうかというと、色素沈着の元であるメラノサイトは皮膚が刺激を受けるとメラニン(色素沈着)を作るという仕組みを持っているからです。

毛抜きでの自己処理やカミソリでの自己処理で肌に刺激を与え続けることで、メラノサイトがどんどんメラニンを作り出し、黒ずみができてしまいます。

肌トラブルを避けるためには毛抜きを使用しないことが1番

毛抜き

 
毛抜きによる肌トラブルを避けるためには、毛抜きやカミソリを使用しないことが一番良い方法です。 つまりクリニックやサロンで脱毛してしまうか、毛を生やしっぱなしにする方が良いですが、毛が抜ける瞬間が快感で毛抜きを手放せない!!という方のために、なるべく肌を傷付けない毛抜きの使い方を説明します。

毛穴を広げる

まずは、美顔器などのスチーム機能や蒸しタオルを使って毛穴を広げることが大切です。 毛穴が閉じていると抵抗が強く、痛みが強くなってしまったり、なかなか抜けないことで皮膚にも負担を掛けてしまいます。 蒸しタオルは濡らしたタオルを500wの電子レンジで1分ほど加熱すると出来上がります。

毛の流れにそって抜く

毛は上から下に生えていますので、その流れに沿って抜いてください。 抜くときは毛抜きで毛の一番皮膚に近い部分を挟み、抜いていきます。

整肌

毛穴を開きっぱなしにしていては、雑菌が入り肌トラブルのもとです。 冷たいタオルを毛抜きを使用した部位に当て冷やすと一時的に毛穴は閉じられます。 その後、オロナインで殺菌すると尚良いです。

注意!お風呂場で毛抜きはNG

お風呂場には雑菌がたくさん! お風呂場で毛抜きやカミソリで自己処理を行うことは、毛嚢炎の原因となってしまうためNGです。