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「龍角散」の元部長 2000万円詐取容疑で逮捕2月22日 17時38分
東京の大手製薬会社、「龍角散」の58歳の元部長が、架空の広告業務の発注を繰り返し、会社からおよそ2000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京・千代田区にある大手製薬会社「龍角散」でマーケティング部長を務めていた武藤毅容疑者(58)です。
警視庁の調べによりますと、武藤元部長は平成24年8月から翌年の3月にかけて、架空の広告業務の発注を繰り返し、会社からおよそ2000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。これまでの調べで、武藤元部長は広告発注の責任者で、3年前の会社の内部調査で不正が発覚し、告訴を受けた警視庁が捜査を進めていました。
警視庁によりますと、調べに対し武藤元部長は容疑を認め、「だまし取った金は、交際していたタイの女性のために現地にアパートを建てる費用などに使った」と供述しているということです。警視庁は同じ手口で、ほかにも6800万円をだまし取っていたとみて調べています。
「龍角散」は「捜査中の事件であり、会社としてのコメントは差し控える」としています。
警視庁の調べによりますと、武藤元部長は平成24年8月から翌年の3月にかけて、架空の広告業務の発注を繰り返し、会社からおよそ2000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。これまでの調べで、武藤元部長は広告発注の責任者で、3年前の会社の内部調査で不正が発覚し、告訴を受けた警視庁が捜査を進めていました。
警視庁によりますと、調べに対し武藤元部長は容疑を認め、「だまし取った金は、交際していたタイの女性のために現地にアパートを建てる費用などに使った」と供述しているということです。警視庁は同じ手口で、ほかにも6800万円をだまし取っていたとみて調べています。
「龍角散」は「捜査中の事件であり、会社としてのコメントは差し控える」としています。