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全国のマンション発売価格 過去最高に2月22日 18時10分
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全国で去年1年間に発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は4618万円と、建設コストの上昇を受けておととしより300万円以上値上がりし、昭和48年の調査開始以来最も高くなりました。
民間の調査会社「不動産経済研究所」によりますと、全国で去年1年間に発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は4618万円となり、おととしより312万円、率にして7.2%上回りました。これは平成3年の4488万円を上回り、昭和48年の調査開始以来最も高い水準で、資材価格や人件費の高騰で建設コストが上がったことが主な要因です。
1戸当たりの平均価格を地域別にみますと、首都圏がおととしより9.1%高い5518万円、近畿圏が3.9%高い3788万円、中京圏が8.3%高い3859万円、などとなっています。
一方、去年、全国で発売された新築マンションの戸数は価格の上昇が買い控えにつながったことなどから、おととしの実績を6.1%下回る7万8089戸と2年連続で減少しました。
不動産経済研究所は「首都圏のマンション価格の値上がりが全国平均の発売価格を押し上げバブル期を超え過去最高となった。技術者の不足などから発売価格が下がることは考えにくく今後も高止まりか緩やかな上昇が続きそうだ」と話しています。
1戸当たりの平均価格を地域別にみますと、首都圏がおととしより9.1%高い5518万円、近畿圏が3.9%高い3788万円、中京圏が8.3%高い3859万円、などとなっています。
一方、去年、全国で発売された新築マンションの戸数は価格の上昇が買い控えにつながったことなどから、おととしの実績を6.1%下回る7万8089戸と2年連続で減少しました。
不動産経済研究所は「首都圏のマンション価格の値上がりが全国平均の発売価格を押し上げバブル期を超え過去最高となった。技術者の不足などから発売価格が下がることは考えにくく今後も高止まりか緩やかな上昇が続きそうだ」と話しています。