仕事をするとストレスは溜まります。時としてあなたの体調を壊したり、思考を止め、最悪の場合は鬱になり仕事から離れてしまうことも考えられますね。
この「ストレス」という魔物を追い払いたい人はたくさんいると思いますが
最近にあってストレスの捉え方を見直す傾向が見られるようになりました。
スタンフォードのストレスを力に変える教室という本では、
中年期に年齢を重ねることをポジティブにとらえられていた人たちは、ネガティブにとらえていた人たちよりも、平均寿命が7.6年も長かったのです。
と述べています。
これはイェール大学が20年をかけて行った実験なのでとても信憑性がありますね
さらに、ストレスは健康に悪いと思っている人は43%死亡リスクが上がるということもアメリカの研究で発覚しました。
つまりストレスというものは「捉え方」によって意味合いが大きく変わってくるということがわかります。
ストレスは成長を促進してくれる特効薬である。
人というのは、悲しみや苦しみを乗り越えられると強くなる。
逆境に立たされるとより能力を発揮する
と言いますが、まさにそれを裏付ける質問結果があります。
「あなたは最大のストレス源に対して、どう対処していますか?」という質問に対し、82%の人びとは、「過去につらい経験を乗り越えたことで培った強さを発揮する」と答えます。
つまり、どんなに高いストレスの壁がそびえ立とうとも、私たちはストレスを乗り越えようと励むことで強くなれるということです。
この教訓は決して忘れてはいけないことだと思います。
ストレスを抱えた人の健康リスクはU字型曲線だった
ニューヨーク州立大学の心理学者、マーク・D・シーリーさんは、
ストレスを感じている人の程度を調べ、健康上のリスクと関連しているのか研究を行いました。
その結果、最も健康上のリスクが少なかった人は
中程度のストレスを抱えている人たちでした。
かなり大きいストレスには直面していないが、それなりのストレスは感じている人たちのことですね。
健康になるのはある程度のストレスは必要であったということ
私自身も驚きましたが、これは大きな朗報です!
ストレスは悪いものだと決めつけていましたが、実は良い部分も持ちわせているのだということですね
ここで疑問を感じる人もいます。
「私は大きなストレスを抱えているから健康上のリスクはもっとも高いのね・・・」
その件に関してシーリーさんは、最大のストレスを抱えている人は予測不可能であるほと言っています。
大きなストレスを乗り越える能力をもっているので、統計上には表すことができない。
というわけです。
ストレスに立ち向かえる人は、ある程度の成功は約束されているのではないでしょうか。
ストレスは良い面もあるということを頭の片隅にいれておくと、
たとえ仕事でストレスがたまったとしても乗り越えることができると思います。
まとめ
ストレスは良い面もあり、悪い面もあり諸刃の剣である。
ストレスを悪いものと考えると死亡リスクが43%増加することがわかっている
もっとも健康的な人は中程度のストレス経験者だった。
↓人を助けることでストレスは解消される記事です↓