たかじんさん元弟子・打越氏が控訴「このままだと師匠がかわいそう」
2016年2月22日17時49分 スポーツ報知
歌手でタレントの故やしきたかじんさん(2014年死去、享年64)の妻・さくらさんが、たかじんさんの元弟子・打越元久氏(57)に名誉を傷つけられたとして、打越氏に損害賠償を求めた訴訟の控訴審の初公判が22日、大阪高裁で開かれた。
さくらさんは打越氏のインターネットラジオ番組での発言により名誉を傷つけられたとして、2015年に慰謝料1000万円を求める民事訴訟を提訴。同年、大阪地裁で打越氏に300万円の支払いを命じる判決が下ったが、打越氏側が控訴した。
打越氏側は「打越氏の発言には公共性、公益性があり、さくらさんの社会的評価を低下させるものではない」とする書面を提出。出廷後、取材に応じた打越氏は「自分が言ったことは間違っていると思っていない。このままだと師匠(たかじんさん)がかわいそう」と改めて主張。「師匠が空から応援してくれてると思うけど、師匠のことやから分からん。意外に困っている姿を見るのを楽しむ人やから」と語った。
一方、さくらさん側の代理人は「さくらさんとは特に変わった話はしていない。控訴審といっても特に何も変わらない」とした。次回公判は3月28日。