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井上尚弥が階級上スパーでパワー強化

2016年2月22日

　祝勝会であいさつに立つ（左から）父・井上真吾氏、尚弥、拓真

　ボクシングのＷＢＯ世界スーパーフライ級王者、井上尚弥（２２）＝大橋＝が２１日、上の階級とのスパーリングでパワー強化していると明かした。

　５月にもＷＢＯの指名挑戦者、同級１位のダビ・カルモナ（２４）＝メキシコ＝と２度目の防衛戦が予定されている。「週に３、４回、バンタムやフェザーの日本ランカーらとスパーリングしているので、同階級相手なら力負けしない自信がある。スピードが落ちないよう同階級ともやっています」と、高いレベルで肉体強化している。

　この日は神奈川県海老名市内のホテルで、弟で東洋太平洋同級王者の拓真（２０）＝大橋＝とともに、昨年末の防衛戦の祝勝会に参加。２人は３５０人の来場者に、今年の活躍を誓っていた。