eSIMで、スマートウォッチは電話がなくても単体で3Gに繋がるように
スマートウォッチを直接3G回線に接続できるようになる?
従来のSIMカードに代わる埋め込み式SIM(eSIM)の仕様策定を進めるGSMアソシエーション(GSMA)が、スマートウォッチやフィットネストラッカー、タブレット向けの「eSIM」の仕様を発表しました。これでユーザーは、ひとつの契約で複数のモバイル端末をインターネットに接続できるようになります。
GSMAによると、eSIMではひとつのカードに複数のキャリアを設定し、自分でどのネットワークに接続するかを選べるようになるとのこと。これでもうバラバラのSIMを持ち歩くことも、カードを毎回入れ替える必要もなくなります。一方で、複数の端末から同じ契約のネットワークにも接続できるようになるため、スマホを仲介せずに、直接スマートウォッチをインターネットに接続するようなことも可能になります。このeSIMの仕様は、サムスンやLG、HuaweiといったメーカーそしてAT&T、Spront、Verizonといった米国キャリアらが支持を表明しています。GSMAいわく、
将来的にすべてのSIMカードをeSIMにリプレイスすることは目指していないが、ユーザーが複数の端末を同じ契約内で使えるようにする。それによってメーカーは、より小さく軽く通信可能な端末を開発し、より良いウェアラブルテクノロジーの開発に貢献する
とのこと。素晴らしいですね。
そしてサムスンが3月11日に発売する「Gear S2 Classic 3G」にeSIMが搭載されることも明らかになっています。スマートフォンがなくても、スマートウォッチ単体で音声通話、SMSの受信などを行なうことができます。
しかし、The Vergeによると、今回発表された「eSIM」の仕様はあくまで、スマートウォッチやフィットネストラッカー、タブレット向けのようで、スマートフォン向けeSIMの発表は6月を予定しているそうです。スマートフォン向けeSIMでは1台の端末で複数のキャリアのサービスを使い分けできますが、今回発表されたeSIMの仕様にはこの機能は含まれないようです。
eSIMの搭載がスマートウォッチの普及につながるのでしょうか?
source: GSMA、Samsung、The Verge
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(mayumine)