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【プロ野球】

松坂VS柳田 フリー打撃で夢対決

2016年2月22日 紙面から

打撃投手としてマウンドに立ったソフトバンク・松坂と対戦する柳田=宮崎市生目の杜運動公園で(式町要撮影)

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 平成の怪物が投げ、トリプルスリー男が打つ。ソフトバンクの松坂大輔投手(35)が今キャンプ2度目のフリー打撃に登板し、昨季リーグMVPの柳田悠岐外野手(27)との対決が実現した。

 「楽しかったですね。申し訳ないけど、トゥーシェン(その前に投げた李杜軒)のときより力が入った。低めに強いボールがいったのが一番」

 日米通算164勝右腕にスイッチが入った。球種を伝えた上で投げ込む状況で、6球目から3連打されたが、攻勢に転じた。11球目からは4球続けて前に運ばせず、ファウル止まり。カーブやスライダーも交えた20球のうち、安打性4本で登板を終えた。

 「(柳田は)何を狙っているか、どうバットが出てくるか分からないという感じ。スイングが速く、怖さがあるし、雰囲気もあった。ちょっと力を入れて投げたいなと思って、自然に力が入った。欲を言えば、空振りを取りたかった」。笑みを浮かべた松坂に対して、柳田は言葉少なに「すごいです。とにかくすごい」と繰り返した。

 登板前後のブルペンも合わせて、121球。「実戦に向かっていくにあたって(柳田は)いい練習相手になった。いつ実戦に入っても問題ない」と松坂は言い切った。次回はシート打撃などより実戦に近いマウンドとなる見込みだ。 (小畑大悟)

 

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