Googleがデスクトップ(PC)での検索画面での広告仕様を変更!その影響は?

Googleがデスクトップ(PC)での検索画面での広告仕様を変更!その影響は?

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こんにちは!先週末(日本時間では2016年2月20日)、Googleがデスクトップ(PC)での検索画面に大きな仕様変更をしたことで話題となりました。早速どんな変更があったのか、どのような影響が考えられるのかを見ていきましょう!

目次

  • 今回の変更の概要
  • 考えられる影響は?
  • まとめ

今回の変更の概要

Search Engine Landの報道によると、Googleは、デスクトップでの検索画面右側からテキスト広告(いわゆるリスティング広告)を取り除き、画面上部と下部にのみ表示するよう、変更したとのことです。デバイス間での一貫した検索体験を提供するのが目的だと、Googleは述べていますが、これによる広告主への影響は少なくないと思われます。この仕様変更に関してGoogleは公式発表をしていませんが、すでに検索結果画面は変わっていることから、この報道は真実だと思って間違いないでしょう。

(例:賃貸マンションでの検索結果)

スクリーンショット 2016-02-22 14.14.29

ただし、ここには2つの例外があり、Knowledge Panelおよび商品リスト広告(PLA)のみは引き続き表示されます。

Knowledge Panel

(画像引用:Your business information in the Knowledge Panel – Google My Business Help

Knowledge Panelとは、上の画像のように会社名などで検索した時の情報欄のことです。
商品リスト広告とは、画像や商品名・価格・店舗名なども表示できる広告サービスのことですが、こちらは後ほどもう少し補足します。

考えられる影響は?

この仕様変更について、以下のような影響が考えられます。

①テキスト広告枠の競争激化

今回の変更によってテキスト広告枠が減ることとなります。そのため、上部に表示されるテキスト広告の3枠(検索頻度の高い語句に関しては4枠)に対する争いが激化し、入札価格が高騰することが予想されます。広告文を改善し、QS(クオリティスコア)をあげたり、SEO対策して検索上位に表示されることも大切になってくるでしょう。
今回の仕様変更はGoogleのみですが、影響はYahoo!などの他の検索エンジンにも広がっていくと思われます。

②商品リスト広告(PLA)の普及

今回、検索画面右側のテキスト広告が廃止されますが、商品リスト広告(以下、PLA)に関しては引き続き表示されるとのことです。PLAとは、画像や商品名・価格・店舗名なども表示できる広告サービスのことで、Googleは今後PLAの普及に力を入れていくとも言われています。

PLAについては、この全力ブログでも過去3回に渡ってまとめてありますので、詳しくはそちらをご参照ください!

PLA

 

まとめ

今回の仕様変更により、ユーザーの検索体験の価値が高まると同時に、PLAの重要度が高まることとなりそうです。PCでのテキスト広告に頼りきりだった広告主の方は、これを機に広告戦略を練り直してみてはいかがでしょうか?

弊社ではPLA配信時に鍵となるデータフィードの構築・最適化サービスを提供しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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この記事を書いた人

author by 井形 岳史

井形 岳史

テニスのやりすぎで顔は真っ黒。夜は闇と同化します。だからブログだけは「明白に」伝えれるよう心掛けていきます!

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