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こんにちは!先週末(日本時間では2016年2月20日)、Googleがデスクトップ(PC)での検索画面に大きな仕様変更をしたことで話題となりました。早速どんな変更があったのか、どのような影響が考えられるのかを見ていきましょう!
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Search Engine Landの報道によると、Googleは、デスクトップでの検索画面右側からテキスト広告(いわゆるリスティング広告)を取り除き、画面上部と下部にのみ表示するよう、変更したとのことです。デバイス間での一貫した検索体験を提供するのが目的だと、Googleは述べていますが、これによる広告主への影響は少なくないと思われます。この仕様変更に関してGoogleは公式発表をしていませんが、すでに検索結果画面は変わっていることから、この報道は真実だと思って間違いないでしょう。
(例:賃貸マンションでの検索結果)
ただし、ここには2つの例外があり、Knowledge Panelおよび商品リスト広告(PLA)のみは引き続き表示されます。
(画像引用:Your business information in the Knowledge Panel – Google My Business Help)
Knowledge Panelとは、上の画像のように会社名などで検索した時の情報欄のことです。
商品リスト広告とは、画像や商品名・価格・店舗名なども表示できる広告サービスのことですが、こちらは後ほどもう少し補足します。
この仕様変更について、以下のような影響が考えられます。
今回の変更によってテキスト広告枠が減ることとなります。そのため、上部に表示されるテキスト広告の3枠(検索頻度の高い語句に関しては4枠)に対する争いが激化し、入札価格が高騰することが予想されます。広告文を改善し、QS(クオリティスコア)をあげたり、SEO対策して検索上位に表示されることも大切になってくるでしょう。
今回の仕様変更はGoogleのみですが、影響はYahoo!などの他の検索エンジンにも広がっていくと思われます。
今回、検索画面右側のテキスト広告が廃止されますが、商品リスト広告(以下、PLA)に関しては引き続き表示されるとのことです。PLAとは、画像や商品名・価格・店舗名なども表示できる広告サービスのことで、Googleは今後PLAの普及に力を入れていくとも言われています。
PLAについては、この全力ブログでも過去3回に渡ってまとめてありますので、詳しくはそちらをご参照ください!
今回の仕様変更により、ユーザーの検索体験の価値が高まると同時に、PLAの重要度が高まることとなりそうです。PCでのテキスト広告に頼りきりだった広告主の方は、これを機に広告戦略を練り直してみてはいかがでしょうか?
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