今月を持って約半年間続いたMVNO(格安SIM)生活が終わる。
この間、ぷらら・BIGLOBE・IIJmioと3社使ってきたわけだが、サービス内容以外にもMNO(docomo・au・SoftBank)とは大きく違うんだなぁと感じた事がある。
それは、契約と解約時の手続き内容だ。
契約手続きは基本的に全てWEB&クレジットカード決済となる
MNOの新規契約はほとんどの人が店頭でやっていると思う。一応今は各社オンラインショップを持っているため、できる事はできるがWEBからやったという人はまだ少ないだろう。
ところが、MVNOの契約手続きは基本的に全てWEBから行う事になる。その起点は大きく分けたら2種類。
- 店頭またはオンラインショップ(Amazon)から購入したSIMカードに記載されている、番号をもとにWEBで契約手続きを行う
- MVNOのWEBサイトで手続きを行い、後日SIMカードが送付されるのを待つ
どちらが有利とか安いとかは特にない。
敢えて言えば、オンラインショップで購入した方がSIMが手元に届けばすぐに使えるし、Amazonなどでは割引販売もあるから多少お得かもしれない(SIMカードは税抜3,000円と契約事務手数料を内包した形になっているが、実態としては2,000円程で販売されている)。WEBサイトで手続きすると、そこからSIMが手元に届くまで3日〜1週間程度かかる印象がある。
最近は、BIC SIMなど一部家電量販店などで店頭手続きが行えるMVNOがあるし、今後はそういうMVNOがどんどん増えるだろうが、いずれにせよ「WEBでの手続きが基本」というのは間違いない。
また、支払いは基本的にクレジットカード払いが前提となる。口座振替とか出来るMVNOもあるが、クレジットカード決済のみ対応のMVNOの方が多い。なので、クレジットカードを持っていない・持てない人は、自分の希望する決済手続きが可能かを事前に確認する必要がある。
SIMを挿したら即通信可能とはならない
契約手続きも終わり、SIMカードも手元に届き、後は端末に挿せば終わり!
そう思っている人も多いと思う。事実MNO(docomo・au・SoftBank)のSIMを使う場合それで終わりだ。SIMフリーモデルを使う場合、基本的に何も設定しないでSIMを挿せば即使えるようになる(iPadの場合はそうだった)。
しかし、MVNOの場合そうは行かない。
APN設定というものが必要 になる。この設定方法はMVNOによって異なっており、やり方は各社公開しているが、作業は自分で行う事になる。iPhone・iPadの場合構成プロファイルを自作したり、多くの場合MVNO自身が公開してくれているため多少ハードルは下がるが、SIMを挿した後もう一手間あると言う事は覚えておく必要がある。
また、解約時は削除しておかないと、その後別のSIMを挿した場合上手く通信出来なくなる可能性がある。
解約時にはSIMカードの返却が必要なMVNOが多い
現在のMVNOは大半がdocomo回線を使用している。
この為、MVNO業者が違っても、中に入っているSIMカードは基本的にdocomoのものとなる。こんな感じだ。
このSIMカードはMVNOから見てもdocomoから貸与されているものなので、MVNOは自由に破棄することが恐らく出来ない。この為、解約時にはMNVO業者に返却が必要となる事が多い(送料などは契約者負担)。ここの対応はMVNOによって分かれており、
- 返却は任意
- 返却は必須で、返却しない場合再発行手数料を請求
の2パターンだ。利用しているMVNOがどのような方針かは、解約時にきちんと確認しておく必要がある。
この話を聞くと、MNOでも同じじゃない?と思う人もいるかもしれない。
確かにその通りなのだが、現実としては返却という運用はほぼないと言って良い。僕はdocomo・au・SoftBankについては1度は解約したことがあるが、SIMカードを返却して欲しいと言われたことがない。
最初は律儀にキャリアショップに持っていったりしていたのだが、むしろ面倒くさそうな顔されるし、逆に聞いてみたら「自由に破棄してくれてOK」と言われて、以来返却するのはやめてしまった。
ここはMNOとMVNOで大きく対応が違う部分だと思う。
無難な対策としては、MVNO契約時はSIMが入っていたケース含めて、全て保管しておく事だと思う(返送時にそのまま使えるので)。
終わりに
MVNOはまだまだ通信サービスに詳しかったり、端末を多く持っている人が利用する傾向が強いが、今後利用者が減ることは考えられず、どんどん増える方向となる。
ただ、絶対に認識しておくべき事は、安くて高品質なんてものは存在しないわけで 「安いものには理由がある」 という事。店頭で手続きが出来なかったり、SIMカードをいちいち返却する必要があるというのは、安さの裏返しと考えるべきと思う。
その辺りをきちんと理解して、MVNOは利用するべきだと僕は思った。逆に言えば、それさえ分かっていればMVNOはとても便利なサービスだ。
お勧めMVNO
2016年2月現在では以下のMVNOがお勧めです。- DMM mobile
MVNO最大手であるIIJmioと同じ回線で、通信量が1GBからとより安価に始められます - OCN モバイル ONE
NTT系列の安心感が魅力。通信速度が低下しても回線増強がわりと早いです - mineo
MVNOはdocomo回線を使うものが多いですが、au系を使うならここ。キャンペーンも充実しています。 ぷららモバイルLTE
速度が3Mbpsに制限されますが無制限に通信出来る事が最大の魅力です
MVNO(格安SIM)の感想・注意点・コラムの一覧
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