爆破予告メール相次ぐ 県庁と四日市、鈴鹿市役所に

 県と四日市、鈴鹿の両市は十九日、「施設に爆弾を仕掛けた」と予告するメールが相次いで届いていたと発表した。今のところ不審物は見つかっていないが、県と両市は当面の間、警戒態勢を強化する。

 メールは十八日未明から同日夜の間、県と両市がホームページ上で意見や提案を募る欄から送信された。文面には「施設に複数のプラスチック爆弾を仕掛けた。爆破時刻は二十四日午後三時」などと書かれていたという。

 メールを受け、県と両市の担当者は、施設内の点検や住民への注意喚起などの対応に追われた。差出人や内容が酷似しており、同一犯の可能性もあるが、関連は分かっていない。