LGがホームモニタリングとペットエンターテインメントを1個のかわいいボール型ロボットに組み込んだ。LGは、スペインのバルセロナで現地時間2月21日開幕したMobile World Congressで「Rolling Bot」という新デバイスを披露した。
このロボットは、セキュリティシステム、スマートホーム端末、ペット用おもちゃの機能を1つにしたハイブリッド端末だ。その外観は「Sphero BB-8」と似ていなくもないが、もっとまじめな機能セットが組み込まれている。その中核は、モバイル版ホームモニターだ。このボール型デバイスは、スマートフォンで遠隔操作することができ、ユーザーが家を留守にしている間、室内の様子を映像や音声で確認することができる。また、Bluetoothや家庭にあるWi-Fiネットワークを経由して、テレビや照明などのスマートホーム端末と接続、連携することも可能だ。
このロボットの最もおもしろい部分は、ペット向け機能だ。ユーザーはペットモードを使うことで、端末のスピーカーを通じてペットに話しかけられる。また、ロボットはダンスしたり、レーザーポインタを照射したりするので、犬や猫を退屈させずに済む。
Rolling Botの価格と発売情報はまだ発表されていない。
主な機能は以下のとおり。
- カメラ、赤外線センサ、マイク、スピーカー、レーザーを搭載。
- スマートフォンを使って、室内にいる人やペットとマイクやスピーカを通じたやりとりが可能。
- LG製以外のスマートホーム端末と連携可能。
- Wi-FiおよびBluetooth接続に対応。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。