妻が妊娠中、お腹の中に生命がいるという奇跡をただただ想像して、どうにか絵描きの自分らしく絵にできないか、ずっと考えていました。
子供が産まれてしまえば、沢山写真を撮るだろう。
するとわざわざ写真で済むものを絵では描かないんじゃないか。
そう思いました。
絵と写真の大きな違いは、
「写真は目に見えないものは撮れませんが、絵では想像したものを形にできる」
というところにあると思います。
「写真は目に見えないものは撮れませんが、絵では想像したものを形にできる」
というところにあると思います。
子宮の中にいる赤ちゃんのイラスト
妻のお腹の中にいる胎児を、写真で撮ることは出来ないけど絵に描くことはできる。
そして、それをするのは絶対に赤ん坊が生まれる前じゃなきゃいけない、そう思いました。
湧いてきたイメージは、元々植物画(ボタニカルアート)を描いていることもあり、植物に囲まれた胎児でした。
卵のような形をした子宮(Uterus)の中の赤ちゃん。
カラフルな植物から栄養をもらうかのように、へその緒はつながっています。
カラフルな植物から栄養をもらうかのように、へその緒はつながっています。
この作品では、製作過程を、gifアニメーションにしました。
普段は、絵描きとしての自分の絵と、このブログでのイラストはかなりテイストが違うので極力分けて描くようにしているんですが、今回は絵描きとしての自分の作品を初めて転載しました。
この時ほど自分の想像力が爆発した時はありません。
胎動を感じた25週目から、赤ちゃんがお腹の中にいることを強く感じるようになり、性別がわかってからは具体的なイメージが湧いてきました。
実際に見えてしまうと、想像力は働きにくくなるのかもしれません。
お腹を手で触ると動いてる、けど顔は見えない。
お腹を手で触ると動いてる、けど顔は見えない。
「早く会いたいなぁ」
そんな思いが、この絵となって表現された。
そんな気がします。
生まれてきた我が子は、このイラストの子と少し似ているかも。
普段はこのような植物系の細密画を描いているんですが、少しずつこのブログを通じてイラストとのいい感じのバランスでのすり合わせができていったらいいなと思っています。
普段はこのような植物系の細密画を描いているんですが、少しずつこのブログを通じてイラストとのいい感じのバランスでのすり合わせができていったらいいなと思っています。