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佐渡裕さん オーストリアの愛好家と「第9」
2月22日 9時54分

佐渡裕さん オーストリアの愛好家と「第9」
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オーストリアの名門オーケストラの音楽監督として活躍する指揮者の佐渡裕さんが、オーケストラにより親しみを感じてもらおうと、地元の歌の愛好家500人とともにベートーベンの交響曲第9番、「第9」のコンサートを開きました。
指揮者の佐渡裕さんは、去年9月からオーストリアで100年以上の伝統がある「トーンキュンストラー管弦楽団」の音楽監督として活躍しています。
佐渡さんはオーケストラにより親しみを感じてもらうと21日、ウィーン近郊のグラフェネッグで、地元の歌の愛好家500人とともにベートーベンの「第9」のコンサートを開きました。参加者が多すぎてステージには全員が乗りきらず、一部は観客席で歌いましたが、会場全体が500人の力強い歌声に包まれました。
一般の人たちが本格的なオーケストラの演奏で「第9」を合唱することは、日本では珍しくありませんが、クラシック音楽の本場、オーストリアでは、ほとんど行われていないということです。
歌手として参加した女性は「これだけ多くの人が一つになって歌うことで、すごく大きなエネルギーを感じた」と興奮気味に話していました。
佐渡さんは「オーケストラは身近なもので、一緒に何かを作り上げていけることを証明したかった。音楽の伝統の中で、新しい風を起こしていきたい」と話していました。

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