天才屋です。
今日は悲劇の話をします。
あれは私ががまだ下関に草むらが出来始めた頃のことです。
オカンは私が赤面してしまうような妙な質問をしてきました。
その前にこのオカン、どのようなオカンかというと、下関に草むらが生え始めたばかりの私の部屋に、オカンが自分で描いた女性のヌードの絵を貼り付けて飾ったり、オナラをするときは必ず人の方に尻を向けたり、とにかくやりたい放題でヒドイのです。
当時のテレビといえば『毎度お騒がせします』とか『夏・体験物語』とかいわゆる思春期モノののドラマが流行ってました。
我が家でもテレビで観てたような観てなかったような、まぁちょっと気まずい空気が出来ますよね。そんなある日、オカンからこんなことを聞かれました。
おまえ、初体験て何か知ってるか?
って唐突に聞かれました。
あまりにも唐突だったので照れ隠しで
知らん
と答えました。
あっはははははっはっははっはぁぁぁあぁぁ
知らんって言うことは、知ってるっていうことや!
って、笑いやがって、
ほんまはよシんだらええのにって思いました。
それから全然別の日に、オカンのケツが真っ赤だったことがあるんです。
ズボンから血がにじみ出てる。
あ、これがアノ日か。
本人は気づいてないのか、こっちにケツ向けたまま横になってテレビを見ていました。
オカン、ケツから血ぃでてんぞ。痔ぁか!
って言ってやりました。
やさしいでしょ。