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【社会】

高校生の声 「私たちも主権者。安保法反対」

 安全保障関連法に反対する高校生グループと、沖縄県名護市辺野古(へのこ)への米軍新基地建設に反対する市民らが二十一日、それぞれ全国各地で抗議行動を繰り広げた。十八歳以上への選挙権年齢引き下げを受け、高校生たちは「私たちも主権者だから声を上げます」と訴えた。 

 安保関連法に反対する高校生グループ「T−ns SOWL(ティーンズ・ソウル)」のデモは、東京・渋谷や大阪、仙台などであった。名古屋でも高校生がスピーチをした。

 渋谷では中高生ら約五千人(主催者発表)が参加。都立高二年あいねさん(16)は先導する車の上から、高校生の校外での政治活動について学校への届け出制とするのを文部科学省が容認したことに言及。「小さな積み重ねがこの国の民主主義をつくっていくから、私は縛られずデモに行くし、政治について日々考えていく」と主張した。

 西東京市から練馬区にかけて中高生が企画した「反戦パレード」もあった。安保法に反対する市民ら約百人が「子どもを守れ!」などと訴えながら、住宅街を練り歩いた。

 

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