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シリア 爆弾テロで140人死亡 ISが犯行声明2月22日 4時37分
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内戦が続くシリアで21日、爆弾テロが相次ぎ、合わせて140人が死亡しました。いずれも、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出し、アサド政権と反政府勢力の戦闘停止の見通しが立たないなか、ISがテロを繰り返しています。
シリア国営通信によりますと21日、首都ダマスカス近郊にあるイスラム教シーア派の重要な巡礼地がある地区で車が爆発し、さらに集まってきた人たちを狙った自爆テロが2回あり、83人が死亡、178人がけがをしました。
また、中部の拠点都市ホムスでも大量の爆弾が積まれた車2台が爆発し、イギリスを拠点に内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、市民少なくとも57人が死亡し、およそ100人がけがをしました。爆発のあった場所はアサド政権を支持する住民が多く占めている地区だということです。
いずれの爆発でも、過激派組織ISがインターネット上に犯行を認める声明を出し、敵対するイスラム教シーア派を狙ったとしています。
シリアの内戦を巡って国際社会は、ISの対策を最優先にすべきだとしてアサド政権と反政府勢力に戦闘の停止を働きかけていますが、実現の見通しが立たないなか、ISは各地でテロを繰り返しています。
また、中部の拠点都市ホムスでも大量の爆弾が積まれた車2台が爆発し、イギリスを拠点に内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、市民少なくとも57人が死亡し、およそ100人がけがをしました。爆発のあった場所はアサド政権を支持する住民が多く占めている地区だということです。
いずれの爆発でも、過激派組織ISがインターネット上に犯行を認める声明を出し、敵対するイスラム教シーア派を狙ったとしています。
シリアの内戦を巡って国際社会は、ISの対策を最優先にすべきだとしてアサド政権と反政府勢力に戦闘の停止を働きかけていますが、実現の見通しが立たないなか、ISは各地でテロを繰り返しています。