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共産「1人区」候補取り下げへ 民主などと競合区
2月22日 4時31分

共産党は22日、夏の参議院選挙で定員が1人の「1人区」のうち、民主党などと競合している選挙区で、安全保障関連法の廃止に取り組むことなどを条件に、党の公認候補者を原則取り下げる方針を確認することにしています。23日予定されている野党5党の幹事長・書記局長会談で、こうした方針を伝えることにしており、候補者の一本化に向けた調整が本格化する見通しです。
共産党は夏の参議院選挙で、全国で32ある「1人区」のうち、29の選挙区に党の公認候補者を擁立していて、このうち14の選挙区で民主党の公認候補者と競合しているほか、7つの選挙区で民主党が推薦する無所属の候補者と競い合っています。
これら21の選挙区への対応について、共産党は幹部が協議した結果、与党側に対抗するには思いきった対応が不可欠だという認識で一致しました。そして、共産党は22日、地方組織の代表者を集めた会議を開き、安全保障関連法の廃止に取り組むことなどを条件に、党の公認候補者を原則取り下げる方針を確認することにしています。
参議院選挙を巡って共産党は、志位委員長が先週、野党5党の党首会談で、候補者調整の前提としてきた「国民連合政府」の構想を当面棚上げする考えを伝え、民主党なども歓迎する意向を示しています。
共産党は、23日予定されている民主党など野党5党の幹事長・書記局長会談で、1人区でのこうした方針を伝えることにしており、候補者の一本化に向けた調整が本格化する見通しです。

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