京都3区補選、擁立方針を再確認 自民府連が選対会議
自民党京都府連は21日、国会議員、地方議員の選対会議を開き、衆院京都3区補欠選挙(4月12日告示、24日投開票)に候補者を擁立する方針をあらためて確認した。週明けに谷垣禎一党幹事長と再協議する。
会議では、女性問題で議員辞職した3区元職の宮崎謙介氏と、宮崎氏を擁立した党に対し、支持者から厳しい批判が出ていると地方議員らが報告した。一方で今回候補を立てなかった場合、夏の参院選への影響や組織の弱体化が懸念されるとの意見もあった。最終的に西田昌司府連会長に対応を一任した。擁立に慎重姿勢を崩さない谷垣幹事長に地元説明を求める声も出たという。
会議後に取材に応じた西田会長は、府連所属の国会議員と谷垣幹事長とであらためて協議する見通しを示した。その上で「厳しい選挙になるが、たとえ敗北しても谷垣幹事長や党本部の責任問題にはならない。なぜ擁立に消極的なのか理解できない」と党本部への不信感をあらわにした。
【 2016年02月21日 22時20分 】