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シリア中部で爆弾テロか 市民など46人死亡2月21日 23時20分
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内戦が続くシリアの中部で爆弾を積んだ車が爆発して市民など40人以上が死亡し、シリア各地で、さまざまな勢力が入り乱れた戦闘が続くなか、市民の犠牲が増える一方となっています。
シリア中部の都市ホムスのザハラ地区で21日、大量の爆弾が積まれた車2台が爆発しました。この爆発で周辺の建物や車などが大きく壊れ、イギリスを拠点にシリアの内戦を監視している人権団体によりますと、市民28人を含む少なくとも46人が死亡し、およそ100人がけがをしたということです。
シリア中部の拠点都市ホムスはアサド政権の政府軍が掌握していて、とりわけ爆発のあった地区はアサド政権を支持する住民が多く占めているということです。今のところ犯行声明などは出ていませんが、シリア国営通信によりますと、シリアのハルキ首相は「市民を標的にした爆弾テロだ」と述べて非難しました。
泥沼の内戦が続くシリアでは今月12日、関係国が1週間後を目標に全土で戦闘を停止させることで合意しましたが、その合意は守られず、政府軍と反政府勢力、それにクルド人勢力など、さまざまな勢力が入り乱れた戦闘が続いています。
そうしたなか、各地で過激派組織IS=イスラミックステートなどによる爆弾テロも相次いでいて、市民の犠牲が増える一方となっています。
シリア中部の拠点都市ホムスはアサド政権の政府軍が掌握していて、とりわけ爆発のあった地区はアサド政権を支持する住民が多く占めているということです。今のところ犯行声明などは出ていませんが、シリア国営通信によりますと、シリアのハルキ首相は「市民を標的にした爆弾テロだ」と述べて非難しました。
泥沼の内戦が続くシリアでは今月12日、関係国が1週間後を目標に全土で戦闘を停止させることで合意しましたが、その合意は守られず、政府軍と反政府勢力、それにクルド人勢力など、さまざまな勢力が入り乱れた戦闘が続いています。
そうしたなか、各地で過激派組織IS=イスラミックステートなどによる爆弾テロも相次いでいて、市民の犠牲が増える一方となっています。