毎日のように絡んでいるおのにちさんとTwitterで今日も絡んでいると・・・
おのにちさんの面白い本を紹介している記事を読みながら僕が大好きだったロードス島戦記の話をどんどん広げてしまい、ついには
@nubatamanon うわぁ、だめだw気になって。
— みどりの小野 (@yutoma233) 2016, 2月 21
サキさんロードス島の記事書いてAmazon貼りましょうよw
そう、ロードス島戦記が大好きだったんです高校生の頃。そんな話を思い出しながら書いてみましょうか。
ロードス島戦記とは
ファンタジー好きのバイブルとも呼ばれたロードス島戦記は角川のスニーカー文庫で発売されたシリーズです。
ロードス島戦記 文庫セット (角川文庫―スニーカー文庫) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 水野良
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1988/04/01
- メディア: 文庫
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今はいろんな新装版とかサイドストーリーとかでものすごく賑わってますが、主たるストーリーはこの7冊。
アラニアにあるザクソンという田舎の村。この村で育った青年パーンとヴァリスという都会で司祭のたまごとなって帰ってきた幼なじみエトの二人は町の外れに住み着いたゴブリンというモンスターを退治しようと立ち上がる。正義感いっぱいで無鉄砲にもモンスターに挑むが最後は敵の多さに苦戦し、最後は逆にモンスターに殺されそうになる。それを助けたのが、村で寺子屋のように学問を教えていたスレイン・スターシーカーと、とある事情でスレインの元を訪れていたドワーフのギムだった。
自分の力の足りなさを恥じ、ザクソンを出ようとするパーンはエトと一緒にスレインとギムも旅に誘う。誰にも言わなかったがギムは一つの使命を心に秘めていた。そして一行はスレインの学んだ賢者の学院があるアラニアの首都アランへ。たまたま町は祭りで浮かれている中をスレインは賢者の学院に向かう。すっかり荒廃した学院には1人学院に残ったジャグル老師を見つける。
ああ、あの学院のドアを解錠する呪文ってなんだっけ。「サマルガン?」うう忘れた気持ち悪い。祭りのケンカのいざこざで一行はハイエルフのディードリットに出会い、腕を立つのをみこんだウッドチャックはある家に出入りする不気味な影の話を金儲けのために口にする。
だめだ、このままストーリーを説明すると明日か明後日になる。こうして名前を拾うだけでストーリーはいくらでも出てくるし、あの時しらなかった情報も今は簡単に見つかる。スレインが自由都市ライデンの商人の三男坊だったなんて今知った(笑)
ドワーフのギムはなぜ旅に出たのか、ディードリットはなぜ帰らずの森をサラリと抜けることが出来たのか。パーンの鎧はなぜ紋章が剥ぎ取られているのか、たった1人の設定の裏にはものすごく細かなストーリーが存在して、それらを知りながらストーリーを味わうのがとても楽しい。
カーラがいなくなったレイリアはスレインと結婚し、レイリアの母の名前をもらいニースと名付ける。いわゆる小ニースはのちに大きな陰謀に巻き込まれて・・・大変だったね。
フレイムの国王カシュー・アルナーグは大陸の出身。くっそう、ウィキペディアのほうが詳しいぜ。
でもね。
アイテム・コレクション―ファンタジーRPGの武器・装備 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)
- 作者: 安田均,グループSNE
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1988/09
- メディア: 文庫
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RPGに出てくる武器などを紹介したアイテム辞典なんだけど、この本ってサイドストーリーがあるんです。ある剣闘士が敵を倒して勝ち上がり、最後には自由の身になり国を出て行く、そして彼の持つ野望が新しい国をつくること。その名前はすでに決めてあって「炎(フレイム)」という、と締めくくられているんですよ。
そう、この本の主人公だった剣闘士こそ後のカシュー・アルナーグI世だったんです。が、わからない人にはほんっとどうでもいい話ですよね(笑)でもロードス島を知ってる人ならちょっと嬉しい話だなと思ったものですから。
煮え切らないパーンとディードリットの恋愛のような恋愛じゃないような関係、そしてスパーク編に出てきたハーフエルフのリーフの両親はいったい誰なのか、それからウッドカーラの結末は・・・灰色の魔女の意味とは。
あかん、本当に全部読み直したくなってきた。図書館で借りようか、それともKindleで~ちょっと考えよう、うん。
そしてこのロードス島、小説が出来る前にD&DというテーブルトークRPGという数名でワイワイとやるものからスタートしてるんですが、説明が面倒なのでここを読んでみましょう、ちょっとつかめると思います。
ちょうど僕が高校生くらいの時に月刊コンプティークでスパーク編がスタートしたので毎回じっくり読んでましたが、ゲームマスターというゲームの進行役の人がストーリーを組み立て、他のプレイヤーがそれぞれのキャラを演じるという感じになります。敵との戦闘はサイコロ(ダイス)を振って攻撃の成否、与えるダメージの量などを決めていく感じです。
コンプティークの挿絵でね、小ニースがニッと笑ってピースしている絵があったんですけど、あれはめっちゃ可愛かったなぁ。すいません、誰か持ってませんか?
この小説を中心にテーブルトークRPGのシステムとして作られたり、OVAが出たり、カセットテープの小説が出たり(幻惑の魔石、もってたー)ゲームが出たり。98のロードス島戦記なんて何回やったかわからへん。今思えばあの戦闘のシステムって完全にタクティクスだったし今も褪せてないよね。そういう派生商品がめっちゃ多いのもロードス島の魅力。
そして・・・
誰にもいってなかったんですけど、いま「ロードス島戦記オンライン」やってます。
最近ブログのアップが少なくなった、とピンっと来た人、正解。1日1時間くらいはやってる気がします。ただいまアランの町にいます^^
ロードス島戦記を知ってる人なら一度見てみてくださいね。知らなかった人はまず「ロードス島戦記 灰色の魔女」だけでも読んでみると世界観がわかると思います。
で、そろそろ「ロードス島うんちく」が言いたくなった方はぜひコメントかブコメに(^_-)