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北朝鮮 韓国との境界線近くで砲撃
2月20日 18時56分

北朝鮮 韓国との境界線近くで砲撃
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北朝鮮軍は20日、朝鮮半島西側の韓国との海上の境界線近くで砲撃を行い、韓国軍が一時、周辺の島の住民に避難の準備をするよう指示を出しました。
韓国軍の関係者によりますと、20日午前7時20分ごろ、北朝鮮軍が朝鮮半島西側の黄海にある南北の海上の境界線近くで、数発、砲撃を行いました。
着弾したのは、いずれも境界線の北側の海域でしたが、韓国軍は周辺のペンニョン島とテチョン(大青)島の住民、合わせて6000人余りに対し、およそ4時間にわたって避難の準備をするよう指示を出しました。
また、周辺の海域にいた漁船に対しても、ただちに操業をやめて島へ戻るよう呼びかけました。
今回の砲撃について韓国軍は、北朝鮮軍による訓練の一環だと見ていますが、海上の境界線周辺では、6年前、ヨンピョン(延坪)島が砲撃を受け、韓国軍兵士と民間人合わせて4人が死亡しています。
韓国軍は、来月7日からアメリカと合同で行う過去最大規模の軍事演習に北朝鮮が強く反発していることから、海上の境界線を越えて攻撃を仕掛けてくる可能性があるとして、警戒態勢を強化しています。

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