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ロシア 反ドーピング機関の関係者 相次ぎ死亡
2月16日 12時46分

ロシア 反ドーピング機関の関係者 相次ぎ死亡
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ロシア陸上界の組織的なドーピングが問題になるなか、ドーピング検査などを行う機関の関係者2人が、今月に入り相次いで死亡したことが分かりました。
この問題は、WADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会が、ロシア陸上界で組織的なドーピングが行われていたと認定したもので、このうちロシアの反ドーピング機関は、抜き打ち検査の日程を選手に漏らすなど、規則違反をしたと指摘されています。
こうしたなか、この反ドーピング機関は15日、地元メディアに対し、元幹部のニキータ・カマエフ氏がモスクワ郊外で死亡したことを明らかにしました。
カマエフ氏は前日の14日の午前中からスキーを楽しんでいましたが、突然、体調不良を訴えたということで、一部のメディアは死因は心臓発作だと伝えています。
この機関を巡っては、2010年までの2年間、組織のトップを務めたビャチェスラフ・シネフ氏も今月3日に死亡していて、関係者2人が相次いで死亡したことになります。
ドーピング問題でロシア陸上競技連盟は国際陸連から資格停止処分を受けていて、ロシアの陸上選手はことし8月のリオデジャネイロオリンピックに出場できないのではないかという懸念の声も出ています。

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