蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】重信、二安打&2盗塁&美技 あるぞ開幕スタメン2016年2月21日 紙面から
◇オープン戦 巨人2−0DeNA巨人のドラフト2位ルーキー・重信慎之介外野手(22)=早大=の勢いが止まらない。オープン戦初戦、DeNA戦は「2番・左翼」で先発出場。4回にまず自慢の足で見せた。内野安打で出塁すると続く岡本の打席で二盗に成功。ギャレットの二塁打で先制のホームを踏んだ。 「点に絡めたのは良かった。塁に出て、かき回して点につなげる、それがぼくの役割だと思っているので」。さらりと話したルーキーは、守備でも魅せた。 5回2死走者なし、荒波の左前へ落ちそうな打球に、頭から飛び込んで好捕した。試合前、「風が気になりますね」と話していた重信は、その風もしっかり頭に入れていた。「(荒波の時は)レフトに向かってフォローで流れていた」。ギリギリ自分のところまで伸びてくると信じて突っ込んだ。大西外野守備走塁コーチも「球際でボールをつかむという気持ちが出ていた」とたたえた、見事なダイビングキャッチだった。 8回1死二塁の第4打席も右前打を放ち、再び二盗を決めた。2安打2盗塁とアピールしたルーキーに高橋監督も「打つだけでなく、守備でも足でも、ずっといいね」とにんまりだ。 相手投手の三嶋も「塁に出したくない選手」と話したことを伝え聞くと重信は「それは率直にうれしいです」としながらも「そういう打者を目指しているし、求められていると思う」とさらり。褒めそやされても姿勢は崩さない。「凡退の打席もあるのでそれは反省点」。大目標の開幕スタメンへ向かって、気を引き締めていた。 (園田佳子) PR情報
|