【巨人】ミスターが傘寿、球団の記念企画がスタート
2016年2月21日6時0分 スポーツ報知
巨人は20日、80歳の誕生日を迎えた長嶋終身名誉監督の傘寿記念企画の第1弾をスタートした。全24種類あるベースボール・カードを、オープン戦の来場者全員にランダムで配布。21日の広島戦(同)でも実施する。また、記念のユニホームやTシャツの販売も決定した。さらに、ミスターが東京Dへの来場を予定している4月22日のDeNA戦では、現役時代の映像を使用した球場演出を行うほか、傘寿を祝う人文字を作る。
この日の長嶋さんは日課のリハビリを休んで、知人、友人から自宅に届けられたお祝いの花の整理にあたった。応接間に入りきらないほどの花だったが、その後は送り主に電話をかけて、丁寧にお礼を言ったという。夜はソフトバンク・王貞治会長、原辰徳氏、徳光和夫氏らが発起人となった「傘寿を祝う会」に出席。多くの人から80歳を祝福された。
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(球団を通じ)「白球を追い続けて、学生時代に日が暮れるまで受けたノック、天覧試合でのサヨナラホームラン、仲間たちとつかんだV9あるいは引退試合、10・8のナゴヤ決戦、ON日本シリーズなどあっという間の80年だったというのが偽らざる心境です。今後も多くの方に勇気を与えられるように活動して参りたいと思います」