今回は告白について。付き合うときは①セックスする関係になってから付き合うパターンと②セックスしない状態で告白するパターンがあるが、今回は②のケース。
告白について、色々と周囲の人にアドバイスをしてきたし、僕自身戦略を立てて告白をしてきた経緯にあるので、現時点でのベストを共有したい。
なかなか告白できない=それだけ思いが強いということ
まずはマインドから。①の経験をしたことがない人にありがちだが、なかなか告白できなくて、女の子が冷めちゃうことがよくある。
ただ、なかなか告白できない気持ちも分かる。告白は気持ちを伝えるだけでは終わらない。告白したあとは、相手から◯か×の答えが返ってくる。今の関係が壊れてしまうことが怖いというのは、それだけ相手のことを好きだということの裏返しでもあるので、悪いことではない。告白しなくても友達の関係は続けられるだろうし、今は告白しなくてもいいかなとかと思うこともあるだろう。
今告白しないと確実に後悔する
だが、今告白すべきなのだ。ということで、その理由をつらつらと書いていく。
友達として親しくなりすぎると、もっと告白しづらくなる
デートの回数を重ねると、異性というより、友達という関係が強くなっていく。そして、仲良くなればなるほど、今の楽しい関係を失うのが怖くなっていく。つまり、友達として親しくなればなるほど、彼女としては遠ざかっていく。
女の子は長い時間待てない
何度もデートを重ねているのに、男からアプローチがなければ、女の子は「何度もご飯に誘ってくれるけど、結局私のことをどう思っているのか分からない・・・」と考え始める。
特に20代後半の女の子は時間をとても大切にしていて、結婚までのスケジュールは仕事以上にしっかりと管理している。例えば、以下の通り。
女の子「ちょっと聞いて。今27歳だけど、30歳になるまでに結婚式を挙げたいんだ。そのためには、1年前の29歳にはプロポーズされて、結婚式場を予約する必要があるのね。プロポーズされるまでに1年間付き合うとして、28歳に付き合い始める必要があるわけ。つまり、27歳であるこの1年が勝負なの。そんな中、自分のことを好きかどうかよく分からない男に長い時間かけているゆとりは全くありません。」
自分「お、おう・・・。」
他の男に奪われる
自分が付き合いたいと思っている子は、当然他の男にとっても魅力的なものだ。あなたがモタモタしている間に、他の積極的な男に奪われる可能性も十分ある。
女の子と自分の関係は3つのパターンに分けられる
さて、告白の仕方に入ろう。どうやって気持ちを伝えるかを考える前に、相手にとっての自分のポジションを考える必要がある。以下の3つのパターンに分けて考えたい。
①自分と付き合いたいと思っている(だろう)
②自分のことが好きかどうかよく分からない
③自分と付き合いたくないと思っている(だろう)
①のときは、悩んでいる時間がもったいないので、すぐに気持ちを伝えてほしい。場所・言葉は適当(さぼるという意味ではなく)で大丈夫。逆の立場で考えてみてほしい。好きな人から告白されるのであれば、バイトの帰り道で言われたとしても、夜景の綺麗な場所で言われとしてもすぐにOKの返事をするだろう。つまり、告白する前に答えは決まっているので、安心して気持ちを伝えればいい。
③のときは、どんな告白でも厳しい。「気持ちは嬉しいけどごめんね(>_<)」となる。
②のときは、告白の仕方によって結果が変わる。戦略によっては、自分のことを付き合いたいと考えていなかった子と付き合うことも可能。要は②のときこそが腕の見せ所。
【実例】僕の告白の仕方
ゆりさんと3度目のデートと仮定しよう。夜ご飯を食べた後、東京駅の丸ビルと新丸ビルの間の通りで座っているとする。
男「突然なんだけど、、、俺と付き合ってくれない?というより、付き合ってほしい。」
女の子「えっ!突然どうしたの!?」
男「突然かもしれないけど、俺と付き合ってほしいんだよね。」
女の子「・・・・・うーん。・・・正直に言うと、まだ、ユウくんのことが好きかどうか分からないんだよね。」
男「・・・そっか。でも、今まで何度か遊びに来てくれているし、俺と一緒にいてつまらないわけじゃないよね?」
女の子「うん。一緒にいるのは楽しいよー。」
男「ありがとう。つまらないと思われてなくて良かった。」
女の子「そりゃそーだよ笑。つまらなかったら何度も会ってないよ。お互い様だけど。」
男「一緒にいるのは楽しいけど、付き合うにはまだよく分からないってことか。」
女の子「・・・まぁ、そうなのかな。」
男「今みたいに月に1、2回会えるだけでもとても嬉しいし、今の関係を半年とか続けても楽しいと思う。でも、俺はもっとゆりさんのことを知りたいし、俺のことも色々話したいんだよね。付き合ったらもっとお互い話せることもあると思うんだ。」
女の子「・・・うーん。」
男「正直なことを言うと、俺も本気でゆりさんのことを好きかどうかはまだ分からない部分もある。でも、一緒にいてすごい楽しいし、もっと一緒にいたいし、もっと色々話したいって気持ちに嘘はないから。」
女の子「・・・うーん。」
男「俺、本気だから。」
女の子「・・・。」
男「迷っているなら、俺に気持ちを預けて。」
女の子「・・・うん、分かった。これからよろしくね。・・・なんか恥ずかしい!笑。」
状況によってセリフは変わるが、だいたいこんな感じ。ちなみに、告白するときに意識すべきことは以下の3点。
①「何度かご飯に行く」という事実から「一緒にいて楽しい」という気持ちを引き出す
これは、何度かご飯に行っていることを前提とした攻め方だ。
次の戦略にある「一緒にいて楽しいから付き合う」という流れに持っていくために、「何度かご飯に行く」という事実を使って「一緒にいて楽しい」という気持ちを引き出しておきたい。
何度かご飯に行くということは、自分と一緒にいてつまらないわけがない(つまらなかったら最初のデートでおしまいになっているはず)。その前提で「俺と一緒にいてつまらないわけじゃないよね?」と問いかければ、女の子からは「一緒にいて楽しい」といったポジティブな答えが返ってくる。その気持ちを女の子の口から言わせておくことが大事なのだ。
②「好きだから」付き合うのではなく「一緒にいて楽しいし、もっと知りたいから」付き合うという提案をする
「好きな人としか付き合わない!」って考えている女の子もいるので、その考えをほぐしてあげよう。
好きな人と付き合うのと、好きになってくれた人と付き合うのどっちが幸せ?
「好きになった人と付き合いたい」と思っていた女の子に、周りの女の子が「自分が好きになった人より、自分を好きでいてくれる人と付き合った方が幸せになれるよ」という話をしたとする。
その話を聞いて、今までは「絶対ケンくんとじゃなきゃ付き合いたくない!」と考えていたのが「自分を好きって言ってくれる他の男にも目を向けてみようかなぁ・・・」と考え方が変わることもあるわけだ。
普通の考え方は「好きだから付き合う」だと思うが、この基準を変えてしまおう。上に書いた実例に解説を加えてみる。
「好きだから」付き合うのではなく「一緒にいて楽しいし、もっと知りたいから」付き合う
男「今みたいに月に1、2回会えるだけでもとても嬉しいし、今の関係を半年とか続けても楽しいと思う。でも、俺はもっとゆりさんのことを知りたいし、俺のことも色々話したいんだよね。付き合ったらもっとお互い話せることもあると思うんだ。」
→好きだから付き合うのではなく、一緒にいて楽しいから、もっと相手のことを知りたいから付き合いたいと提案する。
加えて、友達の状態を続けるデメリットを出す
男「今みたいに月に1、2回会えるだけでもとても嬉しいし、今の関係を半年とか続けても楽しいと思う」
→友達の関係を半年続けるという表現には、だらだらと関係を続けるというネガティブなニュアンスが込められている。20代後半の女性や結婚を意識している女性により効果がある。
③相手の気持ちを汲み取りつつも、最後は強引にいく
男「正直なことを言うと、俺も本気でゆりさんのことを好きかどうかはまだ分からない部分もある。でも、一緒にいてすごい楽しいし、もっと一緒にいたいし、もっと色々話したいって気持ちに嘘はないから。」
→女の子の「まだ好きかどうか分からない・・・」という気持ちに同調する。そして、短期間で好きになるのは軽い感じがするので「一緒にいて楽しい」とか「もっと一緒にいたい」「もっと話したい」といった短期間でも軽い感じがしない言葉を使って好意をアピールする。
男「俺、本気だから。」
男「迷っているなら、俺に気持ちを預けて。」
→最後は強引にいく。
以上。序盤〜中盤は理屈で攻め、最後は気持ちで押し込む。